私からは、フランスの事情と欧州統合へのフランスの対応について御報告させていただきます。 申し上げるまでもなく、フランスは今お話がございました欧州統合の中核をなす国でございます。フランスは、欧州統合は四十年の歴史を既に持っておりますけれども、ドイツと組みましてこの四十年間欧州統合を引っ張ってきたという自負を持っております。 そのフランスにおきまして、昨年の五月から六月にかけまして国民議会の総選挙がございました。その結果、御承知のようにコアビタシオン、コアビタシオンと申しますのはフランス語で一緒に住むという意味でございますが、大統領が保守、そして内閣が革新という形のコアビタシオンが成立しております。一見ぎくしゃくはしておりますけ
