何もありません。
何もありません。
そうです。
それは長門君があそこにいて、北平君がそばにくつついて、二時間あまり長門を初め守衛の人たちの悪口を言つていた。そこへ総務部長が帰つて來たわけです。総務部長が來たから、長門君がタバコのケースを出して一本いかがですかと言つて総務部長に勧めたわけです。そこで今まで惡口を言つていた北平君がそこに出て來て、おれにも一本くれということで、それで長門君は、内心かんかんに怒つていたと思うけれども、ここはがまんすべきだと思つて黙つておつた。ほいとというのは、廣島の言葉で乞食ということです。それを一本くれと言つたから、ほいとめと小さい声で言つたわけです。それで向うは乘ずる機会をねらつていたわけですから、うまく乘せられたわけです。
それは今度いよいよ解決するときに、全金の組合の幹部連中と團体交渉で私が会つたときに、こういうことを言いました。実にうまいことを言えるものだと思つたのは、十二日には板垣さんの部屋に行つてすわり込んでお願いしなければいかんと思つたから、われわれは板垣さんの前にすわり込んでお願いしたのだ。それを不法監禁などとはひどいじやないか。実にぬけぬけと言つておるけれども、私があのときの組合の指導者であれば、應接室から——私の会社にはろくなものはありませんけれども、一番いいアーム・チェアを持つて行つて、そこへまずすわらせる。そうすればまだかつこうがついたのですけれども、これは後にあるところから手に入れた写眞もありますが、少くとも土下座をしていたわけで
そういうことも言つておりました。
幹部ではないですな。
十六時でしたか、もつと遅かつたと思います。二十時ぐらいだつたと思います。
私は、今あなたのやるべきことは、ここをとにかく出て行くことだ、閉鎖されている工場に入つておるということは許されないことだから、出て行つてもらうことだ。その上だつたら交渉は開こう。その前に、二時半に私は自分で市まで出て行つております。そこでも約束しておるのです。へたな文章でしたけれども、私は署名して來たのです。今後も会社は誠意をもつて交渉を持つ、組合と協議の上、決定した場所で交渉を持つというふうに書いてございます。
非常におかしな宣傳をしております。
思つております。
さつきも言いましたが、組合の方の人で——もつともさつきの私の言つた言葉では、フアイテイング・スピリツトの旺盛な人は手を出した人もあります。そういうのは警察官の方が引きずり出して、そういう人たちが検挙されたのだと私は見ております。
私が見た範囲では、先ほどどなたかおつしやつたように、あの附近で病院の手当を受けるとすれば、少くとも私の方の工場の病院に來られたはずですが、それが二十九名か三十名で、そんなに大勢の人がけがをしたように思つておりません。
立たせるまでの間だと思つております。たいがいの人は……。特に工場の三人か四人の人は四人で持たれた人がありました。そのほかの人は手だけ持つて上げてたいがい出て行きました。
見ません。
それはうわさとして先ほど申し上げたのでありまして、何も信憑性云々という問題じやないと思います。
わかりません。