柴
柴義輝
警視庁巡査
1952-03-06
参議院・法務委員会
劇そのものについては不穏というようなことはございませんです。演説については全然内容についてはわかりません。
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劇そのものについては不穏というようなことはございませんです。演説については全然内容についてはわかりません。
はい。
別にございませんです。
はい。
はい。
はい。
ここに入れております。
両手をうしろに組みまして襟首をつかんで自由を縛つて、強引にとれとれという彼らが声を吐きまして、そのうちの一人が自由を拘束したままとつたのであります。
手帳をとれと言うのです。
私が一番初めにつかまりましたのですけれども、舞台の所に引出されましたときに手帳を見せろと言いましたから、手帳を持つていないと答えましたが、持つていないはずはないはずだというので、私のオーバーの襟をつかんだので、それでボタンを切りましたのですが、それでもなおポケツトに手を入れようとするものですから、とられるよりもこれを見せたほうがいいだろうと思いまして、手帳を見せました。
見せまして、又しまいました。
しまいまして、それから写真をとられましたです。それから今度は演劇はまだ残つておるから、舞台のかただつたと思いますが、演劇が残つておるから外のほうへ行つてくれというわけで今度は喫煙室のほうへ連れて行かれまして、それからです、手帳を取られましたのは……。
強制的に強奪…。
向うが手を入れてとりました。
そのときなぜ取らなかつたか、それは向うのことでありまして……。
ええ。
そうです。
書きました。
強引に書け書けと……。
向うが書けと、こう再三言いましたのですが、こちらは書きませんでした。そうしましたところが、東大の厚生部長が参りまして、手帳は明日の一時までには返すようにするから、今夜は遅いから帰つてくれと言われましたので、帰りましたのです。