そうすると大臣、向こうも平和条約は領土問題があるということは公式の場で認めておるのですね。いままで領土問題はもう解決済みということを、最近言わなくなったにしても、領土問題ということには触れない。平和条約を結ぶについては領土問題というのはあるんだということは認めたのですね。そして向こうは歯舞、色丹という二つだと、こっちはいや四つだと、こういうふうにいま伺ったのですが、そう理解してよろしゅうございますか。
そうすると大臣、向こうも平和条約は領土問題があるということは公式の場で認めておるのですね。いままで領土問題はもう解決済みということを、最近言わなくなったにしても、領土問題ということには触れない。平和条約を結ぶについては領土問題というのはあるんだということは認めたのですね。そして向こうは歯舞、色丹という二つだと、こっちはいや四つだと、こういうふうにいま伺ったのですが、そう理解してよろしゅうございますか。
領土問題を考えるときに、四つだ二つだと算術みたいなことがよく行なわれますが、私は、千島というのはお互いに特殊なところでありまして、国際法とか条約論とかはもう別にしても、一ぺんもお互いにけんかしたことも何もないのですよ。国際紛争の地というのは、先祖代々住んでいて、取った取られたのもう年じゅう繰り返しが紛争の地なんですね。この辺は、千島のわれわれの問題としている地域は、安政元年、一八五五年に初めて日魯間に国交が開けて条約関係ができた最初であります。そうしてお互いに、住民といってもたいへんな住民はいないけれども、仲よく今後やりましょうというので協定を結んだだけの話で、向こうが譲ろうと何しようと、何にもメンツもそこなわないし、損害もないし、
それじゃあと一問で、お願いします。 シベリア開発など大きな問題たくさんありますが、要するにこの日ソ会談、非常にわれわれ期待している会談の締めくくりが大事だと思うのですね。成功すれば拍手かっさいであるし、思うようにいかなかった、いろんな場合がある。そのときのその成り行きいかんというのは、ある人はがっかりしちゃって、もうとてもだめだという人も出てくるだろう。それからソビエトに対して不信感を持つ人もあるだろう。ですからやはり最後は平和共存で、いかなることがあろうとも平和共存でいくんだという、しかも今後引き続きそれが引き継がれていくというような形がお帰りになるときにはっきりしてあることを私は非常に強く要望をするんです。そうしないというと
条約上の関係でちょっと……。 問題は、昨年結ばれた濃縮ウランの供給ワクの拡大に関する取りきめについてであります。それじゃ大臣の時間もないから大至急やりますがね。この前、昨年のこの濃縮ウランのワクの拡大の取りきめは国会の承認をやったほうがいいんじゃないか、そうしたら政府の答弁は、これは政府限りでよろしいという判断であるということですれ違ったんだが、たまたま調べてみると、この問題について私が昭和四十二年の第五十五国会で質問しているのですね。その答弁が——答弁に立ったのは説明員高島条約局参事官、いまの条約局長、それは大西洋のまぐろ条約十三条1にある「新たな義務を含まない改正」であっても、一たん国会で承認した条約文を訂正するものである以
時間がないと言われるとどうも、大平さんせかせかしてるから……。 それからもう一つ、濃縮ウランのこのワクの拡大に国会の承認が要らないと言うんなら、このけつのほうにいくと条約文がおかしいと思うんだよ。それぞれの法律上及び憲法上の手続に従って合意されるという、この規定は要らなくて、アメリカだけがそれじゃ原子力法に従って向こうが手続とりましたよという書面が日本に来たときに効力が発生すると、向こう側だけ書けばいいのに、国会に出すような出さないような、こういうもの、何で条約の専門家入れたの。これはアメリカだけの義務にすればいいんですよ。これを堂々と書いてるからわれわれが主張するわけですね。その間は少しこれは——出すつもりがないんだから、国会
それはちょっと条約技術上まずいよな、これはまずいと思うのだ。まあいいや。 それで最後、衆議院のほうでこれは、こういうものはやはり国会に提出しろと藤井委員長が言ったら、大平さんが、外務委員会理事会に御報告しますと、委員長に頼まれたとおり答えたわけだ、オオムがえしに。やはりこれはもし報告するなら理事会ではなくて委員会に報告するのが筋だと思うのですよね。この点は御理解になると思う。いかがですか。
終わります。 —————————————
初めに、この原子力関係の問題はなかなかこれはむずかしいんでしてね、だから丁寧に、しろうとわかりのするように、私は全部これ工学博士のつもりで聞いているわけじゃないんで、間違いがあったらばちゃんと直してもらってやってください。 初めに、衆議院の経過などを聞いてみますと、大体だれも心配するような点を質問しているわけですね。同じことを触れざるを得ないと思うんですが、簡単にやるつもりです。 一つは形式の問題で、なぜ国会に出さなかったかということ、これが問題になって応酬が行なわれたわけですが、外務省の説明としては、これは核燃料を——私の言うのは昨年の燃料増ワクに関する交換公文を言っているのですが、これは、われわれには受領の義務はないし、
ただ、われわれの、政府間の合意というものの、向こうは立法府と行政府が、原子力関係については、AECなどを通じ、上下両院合同委員会などのいろんな角度で、もう十分御了解も得てるんだよね、行政府と立法府というものが、向こうは。そういう機構、政治の仕組みの違いがあるのですよ、向こうは。こっちは行政と立法というのは、原子力に関しては離れているわけですよね。だから一緒になって、一緒に行動している向こうと、立法、行政の離れている日本の場合は違うが、問題の重要性にかんがみて、何らかの、やはり国会の議にかけるという方向、こういうことでひとつ検討してもらいたいと思うのです。かけ方いろいろあるでしょう。あるいは条文の書き方によって、国会に出さざるを得ない
それでは燃料供給、アメリカからの濃縮ウランの供給ということは現行協定、五年前の現行協定、そして去年のさらに百六十一を三百三十五という増ワク、そして今度の、三回ワクの変更がきたんですが、もうこういう意味のアメリカ濃縮ウランを買うというような協定、現在の六千万キロワット発電に必要とする濃縮ウランの買い付けでありまするが、もう一回この手のウランのワク拡大ということはもうないと思う。これで終わりと思うんですが、どうでしょうか。これは原子力……。
私は、実体的に伺っておるんですがね。いろいろな改良、濃縮の方法も変わり、いろんな新しい型の原子炉もできてくるというのに、またそういう余裕を見た条項を援用して、またアメリカから買うということは、もうちょっと想像されないのじゃないか。これで終わりだと思うんですが、どうですか。
そういう場合というのは、アメリカとの濃縮ウランの引き取りはこれで大体終わりでもいけるような情勢になるかもしらぬと、こういうことですか。
もうこれで終わりだというくらいのぴしっとしたデッドラインを引いてがんばるのも一法だと思うんですがね、まあそれはいい。 ところで、この現行協定の三十年、前の五年を足して三十五年にしたわけですが、この有効期限はどういうところから割り出したんですか。
そうすると一つの小さい疑問が出てくるんですよね。炉は二十五年、三十年の寿命、その間は、三十年まで壮年期のような活動をする、人体でいえば。壮年期——壮年前期、壮年後期あるいは初老、老人、その二十五年、三十年たって——一体いいところは何年なんですか。
そこで一つの質問が出てくるんですが、これからアメリカから燃料の買い付けもやる。原子炉建設が始まる。そして原子炉を着工して、原子炉をつくり始まる。そしてアメリカから燃料を買い込んで、そして完成して運転する。まあ年限はちょっとかかりますね。たとえば、七八年——昭和五十三年にその原子炉つくりを始まる。そうすると五年くらいかかるそうですから、完成は八三年となります。耐用年数を三十年とすれば二十世紀をこして二〇一三年まで、二十五年の原子炉の耐用年数とすれば二〇〇八年まで運転可能であるわけですね。そうすると、この協定の期間というのは二〇〇三年ですから、その後二〇〇八年あるいは二〇二二年までは一体どういうことになるのか、協定はなくなってしまう。二
もうあなたは電力会社からけつはたかれて、六千万、六千万、六千万と、それとることばかり夢中で、先のことはわからないから、二十一世紀まで成田さんに聞いても無理かもしれないが、何か先のほうはぼやんとしているのですよ、この協定をこうやって読んで勉強して感ずることは、電力会社はあっちこっちから首出してきて、成田さんがけつはたかれておたおたしておるような感じが非常ににじみ出るおもしろい協定ですね、これは。 そこで先へ進んで、いよいよ六千万キロワットを六十年に出力させたい、これに必用な濃縮ウランは約千トンということになりますかね、それを確保することに一生懸命なところですよ。 それはそれとして、従来の現行協定の附表にある二十七基、これが一体
この動力用原子炉計画、いまのお話のようなもの、表で下さいとお願いしたんだが、まだ手元にこないんですがね、前にはお願いしてあったんですよ。いまからでもおそくないから、あとで出してもらいたいと思うんです。 こうやってみると、計画と実際はなかなかうまく進まないで、ここにある建設開始の時期だけはまあ印刷はしているが、現実に建設は思うようにいかない。できて許可申請の段階になっても、地元の反対があってもたもたしている。だからこの二十七基思うとおりに進んでいない現状。そこへもってきて、今度は六千万キロワットに必要な六十年を目当てとして、それだけの電力を出そうとしている。これはたいへんなことだと思うんですね。その燃料の手当てを今度したわけですが
六千万キロワットは六十年に出したい。出すためにはどういう順序になりますか。出すためには、まず原子炉をつくらなくちゃなりませんね。もちろんアメリカと核燃料のウラン取引の引き取りの契約もしなければならぬ。炉もつくらなければならぬ。どこにつくるか、幾つつくるか、いろいろ問題、これそういう手だてがなければならぬと思う。ところが衆議院での科学技術庁の答弁は、主として成田局長がやっておりましたが、具体的な原子力発電建設計画というものは、これは別個の問題だというので、衆議院ではあまりこの別個の問題を、一番大事なところ抜けちゃっていたような感じがするんですがね。この別個の問題というのは実に大問題な発言だと思うのですがね。六千万出すったって、忍術で出
どうもそこのところがわからないのだが、そうすると政府は昭和六十年、六千万キロワット発電に必要な濃縮ウランの賃濃縮を頼んだ、電力会社からこういう、電力会社の原子力の長期計画でこういうところだというので、ただ交渉だけをやったわけですか。何もその他のことは知らないで、発電計画各会社がどんな気持ちを持っているんだか、計画書を見せなければ、これは秘密でもあるでしょうし、いろいろあるが、おおよその話くらい聞いてやっているんじゃないんですか。何も知らないでただやっているんですか、交渉は。
どうもね、これはそれだけの発電するには、各会社の、正式でなくても、ある程度のものはあなたも知っていると思うんだが、へたに出すと、これは原子力発電所ができるんですから、これはもうハチの巣つついたようなことになるというおそれもあると思うんですね。そこらで、あなたらにはこっそり見せているけれども国民には見せない。ただこの協定だけまず通しちまえばあとはといったような様子がここでも見えるんですね。勘ぐりですかね。