現地本部から届いたプレス発表文案の中には、十時二十二分に消火というふうに書かれておりました。それを見て技術課長は、十時十三分にそれを訂正するようにというふうに電話で総務課長のところに連絡をしたというふうに聞いております。
現地本部から届いたプレス発表文案の中には、十時二十二分に消火というふうに書かれておりました。それを見て技術課長は、十時十三分にそれを訂正するようにというふうに電話で総務課長のところに連絡をしたというふうに聞いております。
現地本部の方に技術課長から送った訂正の要請は一応無視されてしまったというふうに考えざるを得ないというふうに思っております。
そのあたりも詳しく調べてみましたが、そのファクスが現地本部内に回覧されたという事実はございませんでした。単に総務課長のところで、受信人のところでそれを見ただけで終わっておったということでございます。
そのファクス文書のコピーは残っております。
先生がお持ちの疑問は我々調査班も同じような疑問を持って、そして、単に総務課長だけはなくてほかにいた人たち、特に、その当時は副所長一人が現地本部を指揮しておりましたので、副所長にも何度もインタビューをして調べました。その結果として、そのファクスを見たという記憶がないというのが答えでございましたので、我々はそれを答えとして受け取ったわけでございます。
十時二十二分という時間がひとり歩きを始めたのはごく初期のころでございました。黒板に部長の発言時刻を十時二十二分と書いて、水噴霧で消火したというふうに書いたものがひとり歩きを始めたわけです。何度か訂正のチャンスはありましたし、訂正をしようとした動きも、その報告書に書いておきましたが、ございました。 しかしながら、総務課長の方からは、一たん外部に一斉ファクスで十時二十二分という数字を流してしまうた後であるので、なかなか変更することは難しい。彼の心は多分、一度言ってあるので正当な、はっきりよくわかる理由がなければ変更することは難しいということを言ったのだと思うのですが、それがやりとりの中で十分二人の間に意思が伝わっていなかったのではな
確かに、消火をしたという事実ができ上がってしまいましたものですから、それが十時間後の爆発につながる遠因になったのではないかというふうに私どもも勘案いたしております。 したがいまして、消火したという認識を持ち過ぎたがために、その後何度か災害現場に入域をしておりますけれども、さらに火災の状況について調べるとか、また、さらにもう一度水をかけるとかいう動作が行われなかった。それが最終的には爆発につながるものになったというふうに勘案しております。
もちろん動燃は、職員のほかに非常に数多くの役務の方々と一緒に仕事をしていただいております。常日ごろ、職員と役務で働いておられる方々との間に分け隔てがないようにするという努力を続けてきておりますけれども、今回のケースはそれがうまく達成できていなかったということを深く反省しておりまして、職員に対しても、今後とも常日ごろから職員と役務の方々の間に分け隔てなく一緒に働くという精神を涵養するように意識改革を図っておるところでございます。
火災が消えたということを確実に認めておるということが必要だったと思います。 しかしながら、十時二十二分問題をよく調査してみました結果わかりましたことは、十三分過ぎからは煙が部屋内に立ち込め始めまして、実際には十時二十二分に人を中に入れることができるような状況にはなかったということが明らかになってまいりました。そういう点では、もう一度責任ある人が入域をして火災を確認するということが大切だったとは思いますけれども、物理的にできない状況にあったということが本当の姿かというふうに思っております。
御指摘のとおり、最初の消火確認が十分でなかったということが遠因となって十時間後の爆発につながったのではないかというふうに、我々も一つの原因として考えております。したがいまして、正確に消火の確認を再度するということが非常に重要な仕事であったのではないかというふうに考えております。 ただ、先ほど申し上げましたように、煙が立ち込めておって、普通の装備では入れない状況にあったという点も御理解いただきたいと思います。
私も、三月十一日の爆発事故のニュースを聞きまして直ちに現場に駆けつけまして、それ以来現場にとどまっていろいろと支援をしてまいりましたが、もちろん科学技術庁の方々もいらしておられました。しかしながら、先生のおっしゃるように、一緒になって、ぐるになってやるというようなことはございませんで、それぞれ独立した立場から独立した調査を行っておったというふうに信じております。
お答え申し上げます。 十時二十二分に消火を再確認したというのはうそであったというのが明らかになってまいりましたのは四月八日の夕刻でございましたが、本社では直ちに特別な調査班を東海事業所に送りまして、その件を詳細に調査をいたしました。その結果、本件に関与していた者は総務課長と環境施設部の合わせて十五名でございました。本件が虚偽だと知っておったのは環境施設部の十四名でございます。 その中には、環境施設部の人ばかりでございますので本社は関与しておりませんし、また現地対策本部も関与はしておりません。現場指揮所の十四名が虚偽を承知しておったものでございます。 ただ、総務課長はこれに関与はしましたけれども、積極的にこれが虚偽であると
先生御指摘のとおり、修正のチャンスは何度もあったというふうに思っております。偽りの報告をする方向に判断をしたのは現場の管理職が中心となって行われておりまして、その後も一般職から訂正するようにという要望が出されておったにもかかわらず修正をしなかったというのは、まことに残念なことでございます。これは、正しいことに訂正するという勇気を持つべきであったというふうに反省をいたしております。
安全協定等の問題につきましては、この前もお答えしてございますように、必ずしも安全協定の違反というふうに当方からは考えておりません。当方はどちらかといいますと、県の方から、協定を結んでいる向こうの方から、おまえのところは違反だよと言われれば協議をいたしますが、私どもの方から違反でございますというふうに申し上げる立場にはないというふうに思っておりますが、我々としてはできるだけ早期に報告をしたつもりでおります。
私ももともと動燃育ちでございます。ただ、最近まで長らく動燃を離れて海外におりました。久しぶりに、八年ぶりに動燃に帰ってまいりまして私が何を感じたかと申し上げますと、組織そのものが非常に肥大化し、また非常に縦割り社会になってきておるなということを強く感じさせられたところでございます。 ただ、それだけではなくて、動燃はもう創立以来三十年がことし参ります。三十年間の積み上げ、また地元の方々とのつながりというものを大切にしてきたはずでございますけれども、かえってそれが動燃の職員の、どちらかといいますと地元の方々の寛容さに甘え、なれという形であらわれてきた結果こういうことになってきたんじゃないかというふうに反省をしております。 また、
つける薬というよりは最善の改善についての努力をすること以外に方法はないというふうに思っておりますし、それなりに動燃内に改革本部をつくりまして、今までとは違った目で、違った形で動燃そのものの中身をもう一度しっかり見直してみようというのが四月十日に始まったばかりでございまして、夏までには動燃自体として独自の考え方を打ち出すことができるというふうに思っております。 また、国の方でも第三者機関をおつくりいただいて動燃を見直すということをやっていただいておりますので、両輪相まって新しい考え方が生まれてくればいいというふうに思っております。
もちろん、プルトニウムというのは世界じゅうの人が非常に厳しい目で見ておる物質でございますので、この情報を公開していくということは非常に大切でありますし、昔と違いまして最近は国際機関においてもプルトニウムの保有量その他詳細に公表していこうという動きがありまして、もう既にそれの準備が整っておるところだというふうに聞いております。 そういうふうに、今までは確かにプルトニウムというのはなかなか情報を外に出さないというふうな歴史があったかと思いますが、今後はそういうことがないようにできるだけ情報を公開していくという立場で対処したいというふうに考えております。
職員のうちの出向者は三百七十二名、全体の約一三%ぐらいが出向者でございます。
先生御指摘のように、安全というのは小さなトラブル、こういったものの対応経験が大きな事故につながらないようにするために非常に必要だというふうに考えております。事業団の施設の現場でも、日ごろから安全活動の中で、先生がおっしゃったような我々の言葉でいわゆるヒヤリハツトとかキガカリシートなどと呼んでおりますが、こういったことで各現場の人たち、やはり安全を守るのは現場の人たちそのものですから、現場の人たちが冷やっとしたこと、はっとしたこと、こういったことをできるだけ集約してこれを水平展開し、ほかの人々にも共有化するという努力をしております。 安全というのは上から考えて下に流していくことも必要ですし、それと同時に、現場の人たちが考える安全と
手短にお答えいたします。 スプリンクラーは、あのアスファルト固化処理施設では手動になっておりました。操作は決して容易なものだというふうには皆さん思っておられないように思います。訓練が必要であります。訓練だけでなくて、できれば自動化も行った方がよいのではないかというふうに今は判断をいたしております。 それから、今回の事故について人的ミスもあったのではないかという御指摘でございますが、この点につきましては、消火、火が消えたということを十分に確認するという意味では、その操作員にとって多少ミスがあったのではないか、それがやがての大きな事故につながってきたのではないかというふうにも考えております。しかし、原因はこれから詳細に究明をして