輸送の増大ということ、またサービスの徹底化というようなことをやるためには、どうしてもやはり第一に考えなければならぬことは、現在の国鉄の財政の問題でありますが、国鉄の財政の問題は、今、久保委員がるる申されるように、一方では公共割引の問題が五百億近くあり、一方には運賃の問題につきましては諸物価等に与える影響等から、原価計算その他においてなかなか修正ということが困難性があるというような立場に追い込まれておって、一方にはまた後進地域の開発のために新線を建設しなければならない、こういうようなことで、ここでしばしば論議されますように非常な矛盾を含んだ事態にあることは、これは説明するまでもないのであります。これを解決するために、やはり大きなメスを
