今の答弁では中共貿易は望ましい、しかし現在やむを得ない、こう言つておられるのですが、やむを得られるような條件はいつごろできるんですか。どうしておつくりになるのですか。
今の答弁では中共貿易は望ましい、しかし現在やむを得ない、こう言つておられるのですが、やむを得られるような條件はいつごろできるんですか。どうしておつくりになるのですか。
現在の世界情勢というようなややこしいことを言われますと、また聞きますよ。世界情勢に対する考え方は、みな違うんです。たとえて申しますと、国連の一番問題になつておるのは朝鮮問題であります。朝鮮において北鮮軍が侵略したといい、南鮮軍が侵略したといい、いや中共が侵略したといつております。しかしそういつておること自体が、国連でどういうように議決しましようとも、これは実行力を持たないのであります。持つたところが、その問題を国内へ持つて帰ると非常に国内が混乱する。英国でもそうでしよう。英国の労働党議員が、朝鮮においてやつておる国連のやり方は非常に困ると言つておることは、報道を禁止されておる日本の新聞にさえ見えております。だから世界情勢というような
どうしてお答え願えないのですか。閣議において外交問題か出たときに、やはりあなたもその点について賛成、反対の意思表示をされるのです。だからその程度における意思表示をしていただきたい。どうなんですか。
避けたいというのは何ということです。意見の違うことは、あなたに聞かなくてもわかつておる。だからあなたのところは「平和のこえ」を押えている。共産党に対しては、議会ではつきり言えば懲罰にする、外で新聞を出せば投獄です。共産党には演説会もやらせない。このように違うのはわかつておる。しかしその違うところのいろいろの勢力が、あなたの言うところの西欧民主主義の政体のもとにおきましては、議会に出て来ていろいろ論議をするのが議会政治です。だから違うと言われるのならば、違う点はどこで明らかにするのだと大臣は考えておるのですか。私の考えでは議会だと思うのですが、違いますか。その議会で通産省の実権を握つておられる方と中共貿易の論議をしていて、その中共貿易
そのようなだだをこねられますと、こつちも元にもどりますが、中共の鉄鉱石を買うた場合にはトン十一ドルになります。アメリカの鉄鉱石を買うた場合にはトン二十四ドルになる。日本の国内においては塩が足らぬといつて大騒ぎをやつておる。この塩は非常にたくさんある。大豆とかみその値上りに対しましては、おかみさんたちが非常な心配をしておる。簡単に言えばそうなんです。こういうような点を打開するには中共貿易以外にない。だから中共貿易に対して、あなたは閣内においてもこの政権が中共貿易に向うように努力されるような考えはあるかないか。これをもう一ぺん伺いましよう。もし努力するつもりがあるならば、どういうような形でやられるか、また国民自体が中共貿易を盛んにする運
断つておきますが、これは共産党の「前衛」ではない「経済評論」ですよ。これは塩のことを書いているのです。「第一次造船で向うから日本の船で運んでも運賃はアメリカの船と同じです。運賃協定によつで運賃を高くしないと外洋航海させぬというのです。そうなると塩の価格というのは非常に高くなる」と書いているのですが、中共から塩を買わないとするなれば、一体地中海の方から買うのか、それともそれ以外から買うのか。そういうところから買うようになつた場合に、品物においては安くついても、ここに出ていますように、外洋航海というものによつて高くなるのか、こういう奇々怪々のことがあるのかないのかということを承りたい。
あなたは聞き違えています。もう一ぺん読みますよ。こう出ています。運賃協定によつて安かつた運賃を高くしないと外洋航海ができないのだと書いてあるのです。こういう事実があるのですかないのですか。だから品物か安いにもかかわらず、遠いところから運んだ場合においては、外国の船で運ぶのと同じようにしなければならないのか。その一例としてここに食糧のことが出ている。アメリカからアメリカの船で運ぶときが九十七ドル、日本の船で運ぶときが九十五ドルで、二ドル違うのです。だからかりにアメリカから二十六年度に六十万トンの食糧を運ぶといたしましても、アメリカの船で運んだ場合と日本の船で運んだ場合とでは、日本船の場合が四十七億二千万円、米船で運んだ場合には五十一億
私の聞いておりますのは、アメリカの船を使わなければならぬというような断定ではないのでありまして、こういうような値段の差があるかないかということをはつきり聞きたい。そうしたらあとに妙な言葉があるのです。
その日その日の出来値が違つておりますけれども、統計をとつた場合にそうなるのではないですか。アメリカの船の方が結局高くついて、日本の船の方が安くなるのでしよう。
この運賃のことを非常に気にいたしましたのは、これは日本経済の二十六年一月二十八日号にこういうことが出ております。「ワシントン二十七日発、共同、米第八十一議会で商船隊に関する上院分科委員会の委員長を勤めたウオーレン・マグナソン民主党上院議員は二十六日、もし事情が許せば日本の海運問題を研究するため今春日本を訪問する計画であると言明するとともに、日本の商船隊再建問題について次のように語つた。日米海運の競争を許すような対日講和條約をつくるべきではない。一万田日銀総裁と会見した際同氏は、商船隊再建の機会を日本に与えてもらいたいと語つていたが、私は右のような意向を伝えておいた。しかし国内航路と他の東洋諸港との直接貿易復活のため、日本に援助を与え
米国の対日援助を中心に考えたい。アメリカが日本を援助したということについて、非常に喜ぶ日本人と非常に怒る日本人とがある。そこでアメリカの援助というものが一体どんなものか。第一点として聞きたいことは、アメリカの議会において援助するという金額がきまりましたならば、その金が日本に来ないで、その額に相当する物が入つて来る。しかも入る物の値段はアメリカ人がかつてにきめるのであつて、われわれにはそれがわからないものがある、こう解釈していいのですか、これをひとつ……。
援助の内容において日本で非常に困つたものが多いのであります。一例をあげますと、アメリカが日本に与えたいわゆる援助の中で一番大きなものだと言つているのが食糧であります。その食糧も非常に配給辞退が出ておる。このことが事実なのです。こういうようなことを数字をあげますと、これは大体わかるのですが、日本国内の配給辞退総量は昭和二十四年の十一月には三万四千四百四十七トンだつたのです。それが今日いわゆる昭和二十五年の九月には二十一万五千四百七十大トン、こうなつております。それが外国食糧の場合を例にとりますと、外米が二十四年の十一月が三万六千八百五十八トンであつたものが、二十五年九月には四十五万三千三百五十三トン、こうなつておる。これは非常にふえて
これは一ぺん大蔵大臣に見ていただきたい。(品物を示す)日本の農業は多肥農業であるということは御存じでしよう。これは農林大臣よく御存じですが、この袋には「援助物資」「米国硫安」と書いてある。これを日本の原料で受けるのです。しかもやみで入つたものではないのであります。これが入つたルートは長野県の農業協同組合に入つている。東京で扱いましていわゆる日購連からで、これが援助という形において入つている。いわゆる外安——米国硫安である。これを考えていただきたいのです。これはかなづちでたたいても割れはせぬ。レールの上に置けば汽車は脱線します。日本の農村では、こんな小さい石さえ農民は田畑からほうり出している。それなのにこんなに大きな溶けないかたまりを
今の言葉の中で、もらつておるという言葉があつたが、ほんとうにもらつているか。援助は日本がアメリカからの借金となつてしまつた、それをとりに来るのはアメリカとして常識じやないか。
窮迫した場合と言われますと、そこで抽象論になるが、窮迫でない。日本の中でできる国内の硫安は余つている。たくさんあるのです。しかも九万二千トンも輸出しているので、こんな場合におきましては、こういう日本水田に使えないかたいものはいりませんということは言つてはいけませんか。窮迫している、窮迫しているというが、お前のところは窮迫しているのだ、窮迫しているのだと言つて、一時中共地区で三千万人の中共の人が死ぬと報道された新聞記事と同じで、窮迫というものは今日においてはつきりと申しますと、遊んでいる人が窮迫しているので、働いている人はちつとも窮迫していなかつた。それを窮迫するように政治の力で働いている人人を収奪している。この硫安は……。
これはいつ来たということをはつきりしておきますが、二十五年九月二十七日ごろに出荷された。これは通産省に輸入されまして、小倉ビルにある新日本肥料に参り、それから永代肥料に参りまして、日購連に参りまして、村へ行きまして、村から農民に配給された米国硫安で、援助が来たと農民は喜んで買つた。買つたがやれない、やれないので困るからと返そうとしたけれども、これが全部だめだつたのですか、これは大体その村に入つただけでも十五トンある。これは八貫目の紙袋に入れてあるのです。値段は六百八十五円なんです。それでこれがまだ公団に五十九万トンあるといわれているのです。こういう経路で入つたのです。こういうふうな困るものも援助の中にはあるということを大臣は認められ
第一具体的な問題として、さきのこういうような硫安は一体どういうふうに処置したらいいのですか。たとえば單位農協におきましてこれに困つているのです。あなたたちにしてはこの金はわずか二十万、しかしその村だけが二十万円で、この事実をさえよう言わないところの村がたくさんあります。そういうような村の農民たちは、こういうような援助物資に対してはどういうような意思表示をしたらいいか。政府にはこれを受付けるところの機関があるかないか、これを承りましよう。
適当な方法とは一体どんなことなんですか。
そう逃げられてもだめです。池田さんは地球をまたにかけて歩いておられるが、私たちは日本の農村をくまなく歩いている。従つて考えも違うでしよう。肥料は農林省と言われますけれどもそうじやない。それでは伊藤忠の買うたところの肥料はどうしたのです。肥料公団は今清算中です。清算委員会というものを持たれまして、ここで二十五年十二月、京都、大阪付近の公団の倉庫にあつた、それは大蔵省が今管轄しておるが、そこに千七百トンの石灰窒素があつた。これの乱袋が在庫品だという名目のもとに六貫目を百八十円で売つている。しかも売つているのは随意契約です。しかも袋は非常に上つておるにもかかわらず、マル公で七万五千袋売つているのです。この値で百人十円で買いましたところの石
しかし小さいことも一つ一つあなたが判を押すのでしよう。あなたに対しては小さいことだが、こつちには大きいことです。あなたは小さいとか大きいとか、なまいきなことを言いますけれども、農村においては小さい米を集めているからこそ、いわゆる供出富士ができる。あなたはいつもそれでごまかす。大きなことを知つているとほらを吹いている。大きなこの内容は貧乏な日本です。貧乏な日本を背負つて今日までやつて来たものは日本の農民であり、労働者です。だから、こういうような意味合いにおいてこれを調べて、あなたの権限としてできることは一体どんなことか。もう一つ適当な方法と言われましたが、大蔵省の管轄においては、農民が意思表示をするところの適当な方法とは一体どんなもの