理研が、今度特殊法人にするというさっきのような重大なる使命を帯びておりまするから、この人事につきましては広く学界の意見も聞くし、それから各方面の意見を聞いて、慎重にこれはしたいと思います。
理研が、今度特殊法人にするというさっきのような重大なる使命を帯びておりまするから、この人事につきましては広く学界の意見も聞くし、それから各方面の意見を聞いて、慎重にこれはしたいと思います。
この理化学研究所で、先ほど申し上げましたような総合的計画を立てます。けれどもこれは申し上げるまでもなく文部省の研究には入り得ません。そこで、私はどうしてもあの調査報告によってきめますと、この研究所ではそういうことをやるが、さらに一歩進んで、やはり技術会議というものを作らなければ、私はあの目的は達せんと思っております。それで技術会議を考えたわけであります。
それはこの前答弁申し上げました通りに、アメリカの方は大体細目協定で認めておりますから、今度はその延長の意味で協定したい、こう思っております。多少文句についてなお折衝しておるのでありますが、英国については先ほど申し上げた通り、国有であるとか民有であるとかは第二として、御指摘の通り、こういう問題は、安全性が確かであるかどうか、それで考えたのでありまして、決して入れるという前提のもとでやったわけじゃありません。入れたいが、安全性はどうだ、それについては一昨年行って確かめたけれども、なお今度の調査団の報告を待たなければならぬ。これは大体聞いておるけれども、なお安川君から詳細聞いて、それで大丈夫ならばやろう、こういうようなことであります。
安全性が確かであるかどうかということは、最も重大なことの一つと考えております。
むろんそういうつもりでおります。
燃料については、将来はとにかく、今度イギリスのコールダーホールから買うのは、とりあえず国有にして民間に貸してやるという形でいきたいと思っております。また、委員会の結論はきょう午後三時ごろからきまるわけですが、大体そのつもりでおります。
アメリカの方もすでに国有でやっておりますし、こういう燃料のような大切なものは、初期のうちはどうしても国家でやった方がいい、こういう考えを持っております。
とにかく燃料は非常な重大なことであって、これに対してはやはり民間にやらすのは——初めのうちは国家でやった方が万事確かだ、こういうわけであります。
今、アメリカでもどこでも、大てい初めのうちは国家で持っております。事故が起らぬという前提には立っておるのですが、しかし、各国の例に従って、国有でやった方がいいと思っております。
私は、アイゼンハワーは、今度濃縮ウランについても、みな外国に出したものについては軍事用には使わぬということをすでに宣言しておることでありますから、こちらの返したプルトニウムをむろん戦場に使わぬと確信しております。
私はアイゼンハワーの言うておることが間違いないと思うておりますし、何しろ条約でありまして、アメリカは、日本がこう言って、日本だけ特別の例を開いて要求することは、なかなか向うは聞くまいと思っております。それでは、聞かなければ条約は締結せぬかというと、これは打ち明けた話ですが、そこまではいかぬので、向うがせぬと言うておるから、信用していくより仕方がないだろう、こう思っております。
それで十分だと思いますから、それで契約、協定したいと思っております。
将来科学国際原子力機関に移譲すると思うておりますから、その点もありますから、大丈夫と思って協定をするつもりであります。
国際原子力機関も体制がまだ完備しておりませんから、おそらくは明年ごろになるだろうと思っております。
ただいまこの業務命令に関する非常に御心配の点はまことにごもっともと思います。申し上げるまでもなく、理化学研究所を今度特殊法人にしたということは、基礎研究を十分やらせる、学者に自主的に研究してもらうことに重き置いておるのであります。従って、ここにただ業務に関するいろいろな設備などについての命令は出しますけれども、研究に対しては、全く学者の自主的研究を尊重することになっておりますから、御懸念の点はないように、なお注意いたします。
ただいま鈴江局長の言うた話を私お信じになってよろしいと思います。
実はあの規定を入れましたのは、大体今までの慣習というと変でありますけれども、従来そうなっておるのでありまして、しかし、私の考えとしては、政党の役員を、今は政党政治の時代ですから、その政党役員を締め出すようにすることはよくないと、私は思っております。それで修正案が出たので、私は喜んで賛成したわけであります。
実はお話しでありましたが、私も実は科研に行きました。行って見て私も驚いた一人です。これはもう今までは、何しろ株式会社であって損をしちゃいかぬという考えであったから、修理をしなかったのでありまして、それがそういうことも、今度の特殊法人にした一つの理由でありますから、あれは至急何とかしたいと思います。お話しの通り、あのきたない研究所で、研究も心理的に影響すると思います。実は私自身が同感なんです。さっそく修理か何か講じたいと思っております。
お話しの通りに、仁科博士がサイクロトロンを作ったことというものは、日本の学界の誇りの一つであります。それを進駐軍が占領になると、すぐ品川沖に沈めて、あの沈めたときに仁科博士が泣いたそうです。自分がこれほど心血を注いでやったことを、今品川の沖に沈めるとはと泣いたそうでありますが、私は学者の心理はみなそうであると思いますが、仁科博士のことを思うにつけ、学者の研究はどこまでも尊重して、断じて政治的な介入は許しません。私はかたい信念であります。
ただいま村山所長の話を、実は初めて承わったわけで、私はいささか驚いておるのでありまして、どういうつもりでそういうことを言うたかわかりませんが、最初の大河内博士の功績は、これは世論とともに私も認めております。またよくおやりになりました。ところが、村山所長おそらくは今度経営困難なところを、自分はいろいろやりくっておるものだから、その苦労のあまりに、ついそういうことを言うたのだろうと思っておりますが、私どもとしては、どうしても今の学術の研究所においては、これは営利事業じゃないのですから、どうしても金が要ります。金が要りますから、それが今日特殊法人になったゆえんでありまして、要するにこれは営利会社じゃない、特殊法人にして基礎研究、学者の研究