次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。 午後零時四十九分散会 ————◇—————
次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。 午後零時四十九分散会 ————◇—————
私は、赤潮の問題について、主として水産庁にお尋ねしたいと思います。 この間、十月十九日、二十日、わが公害対策委員会が委員長を団長としてずっと瀬戸内海の環境保全の視察に参ったわけでありますが、そのときいろいろな問題がございましたけれども、きょうは赤潮だけにしぼって、主として水産庁の見解を伺いたいと思うわけであります。 私は、郷里が淡路島でありますので、瀬戸内海はもうしょっちゅうにらみながら育ったわけでありますが、瀬戸内海は戦前から戦後しばらくは非常にきれいでありました。水もきれいだし海水浴をしてもまことに快適であるし、淡路島には通うチドリもやってきたわけでありますが、最近はもう全然そういうことはなくなってしまって、特に戦後、経
いまのお話ですと、燐とか窒素なんかが減っておらないというのも一つの原因であるということでありますが、産業排水の方は大分抑えられておるようで、この間、回って歩いても、産業排水についての苦情は余りなかったように思うのでありますが、結局、窒素とか燐とかいうものは生活排水が原因なのであるか、あるいは化学肥料だとか合成洗剤とか屎尿とか、そういうものの処理が欧米なんかに比べてまだおくれているためなのか、そうすると、これは対策にも関係してくるわけでありますが、下水処理場なんかの施設がおくれておるということが一つの原因とお考えになりますかどうか。
この間行ったときに、南西海区水産研究所の村上博士が広島湾のことで、広島湾のNとP、窒素と燐ですが、これが六割カットされたら——六割カットということは現実には四割ですな、いまの四割になったら広島湾はきれいになるというお話でありました。そういう目標でひとつ大いに推進をしてもらいたいと思うのです。 それから大気汚染というものは赤潮と関係があるとお考えですか、どうですか。そういう研究はされておられませんか。
さっき水産庁の方からヘドロの役割りも大きいというお話がございました。ヘドロ回収の試験が行われておると聞いているのですが、私の方の淡路島の由良というところで、一番初め一九七三年、四十八年だったと思いますが、ヘドロをしゅんせつする実験をやられたと思います。その後兵庫県では、姫路の揖保川の河口でヘドロを吸い上げる実験をやったということを聞いているのですが、その後この実験は継続してやっておられるのか。それで吸い上げたヘドロを処理船に送って、凝固剤か何かをまぜて沈でん凝固させてしまう、そして固型化したものを捨ててしまうということを聞いているのですが、このヘドロが赤潮発生の大きな役割りを果たしておるということになると、このヘドロをしゅんせつする
赤潮がちょびちょびはずいぶん起きているのですが、四十七年度とこの間の八月でしたか、二回大発生をやったのですが、徳島大学の金野教授ですか、この方の書いておられるのをちょっと読んでみますと、大量の高濃度の富栄養海水というものが海面に急に浮上する、そして日光と酸素及び適当な温度を得たときに赤潮が大発生するのだというふうに書いてあります。ふだんはこういう高濃度の富栄養海水は、ヘドロの上、酸欠の海底にある。どうして浮上するのかということでありますが、四十七年の大発生それからこの間の八月の大きな赤潮被害、四十七年のときは集中豪雨で、どしゃ降りがあって、陸上の土砂の水が海底に流れ込んで、それがヘドロをかきまぜて上へ浮上させたのじゃないかということ
そうすると、そういう原因を早く究明していただいて——私ども望んでおるのは、赤潮の予知ができないかということなんです。赤潮警報といいますか、天気予報なんかで風雨波浪注意報なんというのをよくやってくれますが、赤潮注意報とか赤潮警報というのをやってもらえると、ハマチ養殖なんかしている者はハマチを避難させたり、被害を未然に防げるわけです。ですから、たとえば集中豪雨があってどうも赤潮が大発生しそうだ、あるいは台風があったというような後で赤潮警報というものを考えてくれませんか。
天気予報だって当たったり当たらなかったりするのだから、台風があったりして非常に危ないときは、注意報くらいを出していただきたいと思うのです。 それから、同じ徳島大学の金野先生ですか、これが四国を横断するトンネルを掘って、太平洋の黒潮を土佐湾から瀬戸内海の中央部へ流し込んで瀬戸内海の富栄養海水を外海へ押し流してしまえという御発想があるようですが、この四国横断のトンネルについて、水曜庁はどういうお考えですか。
それはまあそうだろう。 この間われわれが公害の視察に行ったときに、さっき申しました南西海区水産研究所へ行きまして村上彰男博士のお話を伺いました。これはわれわれみんな、非常に興味深く拝聴し、また時間が短くて残念だ、もっといろいろ伺いたいと思ったのであります。 時間がなかったので、ゆっくり御研究の成果をお聞きするひまがなかったのですが、そのとき、本をちょうだいしました。「赤潮と富栄養化」という本であります。これを帰ってきてずっと読んでみました。しかし、これは学術的なことなどが主に書いてあって、結局、赤潮をやっつけるのにどうしたらいいという決め手はどこを見ても書いてないのであります。 この村上博士が書いておられる赤潮対策という
この村上先生の治療措置の中で、もう一つこういうお話があったのです。超音波を当てると赤潮生物が破壊されて死んでしまうということがわかった、それで超音波を当てる時間は二分間ぐらいが最も効果的であるというお話でありましたが、この超音波を赤潮に当てるという実験は、この南西海区水産研究所でやっているんですか。そのことを御存じですか。
赤潮を退治するのは、いま言った根本的に赤潮発生原因を究明しなければならぬのですが、それはなかなか大変で急にはいかないと思うので、少なくともいま村上博士が言われておるような、発生した赤潮を吸収してしまう、あるいは超音波を当てて殺す、そういうことがいまのお話ですと効果があるということであれば、それをまずどんどんやってもらいたいわけです。しかし、赤潮を吸い上げるといっても、瀬戸内海は広うござんすから、一隻や二隻の船では、あっちこっち全部赤潮が発生ということになると、方々に吸い上げる装置を備えつけておかなければならぬということになるのじゃないかと思うのです。それから、超音波で赤潮を破壊して殺してしまうということが効果があるとしても、いまお話
予算も伺いましたが、赤潮が大発生して損害賠償、この前、四十七年の裁判でも何十億という損害賠償を訴えられておるわけですから、そういうことから比べると、二億とか三億とか、けちなことを言わないで、損害賠償がそれだけ後でごたごた時間と手間とかけてやらなければならぬということになるとすれば、事前にもっと思い切った予算要求をしてもらいたいわけです。われわれは、野党も与党も一緒になってバックアップしますから、遠慮しないでひとつやってください。 質疑時間終了しましたと言ってきましたが、もう二、三分いいですか。——赤潮の問題もいろいろ聞きたいのですが、時間が来ましたので、一つだけ別の問題でちょっと環境庁長官に御意見を承りたいと思うのです。 そ
時間が参りましたから終わります。
私は、関連質問でございますので、ごく簡単に一言だけお尋ねをしたいと思います。後で土井先生もずっとおやりになりますから、なるべく簡潔に御質問をいたしますので、的確にお答えをいただきたいと思います。 さっき一番初めに被害の総額でしたかのお話が水産庁の方からございましたが、三百何十万匹ハマチが死んで、三十一億円とかいうお話でした。これはハマチだけのことだろうと思うのですが、私なんかも、淡路島で友だちを呼んで海水浴をやろうと思ったら赤潮で泳げない、釣りに行こうと思ってもずっと沖の方へ行かなければ釣りができない、そういう有形、無形の損害がずいぶんあるわけですね。面目失墜してしまったわけですが、これは旅館なんかでも、夏にお客さんがずいぶん予
なかなかよく御研究になられておるように思いますが、いま、生活排水が一つの原因じゃないかというお答えでございました。これも私もそうかと思います。そうすると、その一つ一つについて、たとえばさっきからお話がありました排水の総量規制の場合はどうする、あるいは富栄養化対策として、さっきも質問がありました窒素とか燐の規制をどうする、それから、いま生活排水による赤潮発生の原因があるということであれば、それをどうするということを早くやってもらわないと、先ほど来後継法の問題が出ておりましたが、後継法のときにそういうものを強化するというのではなくて、いますぐに、もう沿岸漁民なりわれわれ住民も非常に戦々恐々としておるのですから、後継法をまたずに早くこの規
赤潮が発生したときに、いまそれをぱっとやっつけるのにどういうことをやっておられるのか。この赤潮のプランクトンというのは私、生態はよく知らないのですが、発生して何日も生きているものなんですか、それとも二、三日したら死んでしまうものなんですか。死ぬまで待っているということじゃないと思いますが、赤潮が発生したときに、出たといったらばっと何かDDTみたいなものをまいて殺してしまうというやり方はないのですか。
ハマチが死ぬ原因は、どうして死ぬのですか。のみ込んでおなかを壊すのですか、それとも窒息して死ぬのですか。
そうすると、死ぬ原因の一つ一つについてハマチよりも丈夫であるという魚があるはずだと思います。先ほど水田先生の御質問もございましたが、そういう研究もしておられるのだろうと思いますが、いかがでしょうか。
終わります。
われわれ公害対策委員会が、先日大阪空港のエアバス乗り入れについて視察を行いました。そのときに感じたこと、またそのときにいろいろ陳情も受けましたし、周辺の住民からの意見も聞いて歩きましたので、そのことを中心にして主として運輸省にお尋ねをしたいと思うのであります。 結局要点は、運輸省の航空局長と豊中市長以下知事、副知事、五者との間に、あれは四月三日でしたか覚書を交わされたのでありますが、その覚書が忠実に実行されるかどうかということに周辺の住民が非常に関心を持っておるということでございます。 覚書を中心にしてお尋ねをしたいと思うのでありますが、きょうは石原長官せっかくお見えになってますので、一言だけ長官にお尋ねしたいと思うのです。