山林所得につきましては、やはり山林所得としましてのいろいろな特異性は認めなければならないのではないかと思つております。従いまして一番問題になりますのは、山林の所得が、とにかく長年かかつて生れた所得であり、従つてこれもいろいろな形態がございますから、一概には申し上げられないのでありますが、何年かに一度生れて来る所得だという性格があることはいなめない事実だと思つておるのであります。従いましてそうした一時の所得に対しまして、普通の毎年繰返されるような所得についてと同じように、累進税率を適用して行くということについては無理があるという考え方が当然あるわけでございます。要するに、ある年だけとたんに一百万円なり五百万円の所得がある。翌年になれば
