制度的にいいますと、こういう石炭鉱業審議会の答申が出て、石炭の企業者が共同で特別のプラスアルファの年金をつくりなさい、こうきておれば、私は、ここの審議会の委員を誹謗してはなはだ申しわけないけれども、これは少し取り扱いとしては政治感覚に欠けていると思います。あるいはいまの石炭産業の現状認識において幾ぶん欠けるところがあるのではないかという感じがするのです。やはりやるのなら、これは坑内、坑外、事務系統、炭鉱だけは全部してやるほうがいいのです。そして厚生年金のほうはしばらくいまのままにして足踏みをしておく。とにかく包括的に炭鉱労働者全体にプラスアルファの年金、いわゆる調整年金でないこの石炭鉱業審議会のものをつくっていく、こういうことのほう
