これも遺憾ながら私は、全然違う考えを持っております。またその材料もございます。 そこで重光外務大臣に伺いたいのでありますが、かかる場合、あるいはこれに類似した場合は過去のわが国の外交史にもございました。そういう場合は、民間の志ある者が他国の志ある者と相談をいたして、事が熟して、いよいよ慎重に協議を重ねて、これならば政府の手に渡してもよいという時期になって、正式に政府の交渉に移譲した例はございます。また、突如として申し出られたこのドムニッキーの文書を一国の総理大臣がみずから最初にお受け取りになることについて、総理大臣と外務大臣との間に意見の相違のあったことは、世間周知の事実でありまして、重光外務大臣がその後新聞にしばしば感想を述べ
