今回の事件は、ちようどたまたま行政協定が結ばれる直前に起りました事件でありまして、この点われわれはあらゆる点におきまして考えさせられることが多々あるのでございます。先ほど私が申し述べました昭和二十五年の十月十八日付のメモランダムでございますが、こうしたことはもちろんのこと、さらに具体的に申し上げてここで意見を発表するまでには至つておりませんが、これよりもさらにいま少し広く解釈いたしまして、いま少し一般民衆の生命、身体、財産の保護が確実にできるような警察権の行使の方法が協定されれば、非常に都合がよいと考えております。ただいま私がここで、しからばどういうふうにするかということにつきましては、今までの経験を生かしまして、十分に研究いたして
