その「球根栽培法」は共産党員の持つておつたものを警視庁が押収令状によつて取上げたものであります。従つてそれは一部でなくして、多数配付の目的を持つておつたものでありますから、これは私は共産党から出た文書であると認定してさしつかえないのではないかと思います。
その「球根栽培法」は共産党員の持つておつたものを警視庁が押収令状によつて取上げたものであります。従つてそれは一部でなくして、多数配付の目的を持つておつたものでありますから、これは私は共産党から出た文書であると認定してさしつかえないのではないかと思います。
今見せましたもののつくつた場所とか使用方法とかいう点でございますが、今のところ、関係者のおも立つた者を検挙いたしまして、目下取調中でありまして、この取調べが進展をいたしましたならば、ああしたものがどこでつくられ、どういうように使われたか。また実際取締りに従事いたしました警察官で、それによつてけがをした者もありますから、これらのことを調査いたしましたならば、逐次明瞭になるだろうと考えております。
警視庁の管内といたしましては、ダイナマイトその他いわゆる爆発物が盗難あるいは失われたということは実はないのでありまして、たとえば警視庁としましては、ダイナマイトによつて人を傷つけたというようなことを知りましたので、どこから入手したかということを筋をたどつて調査したことがあります。この調べによりますると、ある県のある石山をハッパをかける際に使つたものが他へ流れて来たということを聞いております。いま一つは、昨年熱海のある旅館で若い男女がダイナマイトで心中をした事件がございましたが、これも警視庁といたしましては、このダイナマイトの出所がどこであつたということに非常に関心を持ちまして、熱海まで出張しましていろいろ調べたのでありますが、これも
その他の事件につきましては、今私は聞いておりません。ただ警察官の拳銃が最近とられたということはございまするが、そのほか危険物等がとられたということは、私はまだ聞いておらないのであります。
そういうことも一応考えられると思うのであります。この点につきましては、C・I・Dにおきましても相当こまかい捜査をしておりまして、あらゆる面に手配をしておられるようであります。もちろん海外に渡航する場合におきましては相当厳重な手続が必要でありますから、そういう際にチェックできるのじやないか、こういうふうに考えております。
そうでございます。
お答えいたします。これは最高司令官の日本政府に対するメモランダムでありますので、單に出先官憲である憲兵司令官として、ただちにこれ以外に出て解釈はできないわけであります。従つて憲兵司令官としては十分に考慮して研究してみよう、こういう御回答でありました。ただこれは……。ちよつと速記をとめてください。
ただいまの御質問でありまするが、私も今の許可、不許可の点につきましては、具体的にまだ報告を受けておりませんが、東大生の街頭演説につきましては、街頭演説そのものならばそれでいいのでありまするが、その内容にいろいろ人心を撹乱し、社会不安を醸成する内容を多分に持つておりまして——これは澁谷の警察官が、無届けの演説をやつております際にその内容を聞いておりますと、きわめて不穏当な、現在の社会人心を刺激し、社会不安を醸成するような内容が絶えずあるのでありまして、かような趣旨から、再軍備反対あるいは徴兵反対ということだけでなくして、それ以外の点を考慮いたしまして不許可にしたものであろうと思うのであります。それからその清水某の百万人軍備促進せよとい
猪俣委員の御趣旨はよくわかるのでありますが、先ほど御説明いたしましたごとくに、学生の街頭演説そのものにつきましては、私どもは何らさしつかえないと思うのでありますが、ただその内容の点において、きわめて不穏当な点がありますので、この点において不許可にしたいことは先ほど御説明した通りであります。以上の答弁をもつて御了承願いたいと思います。
東大学生の街頭演説は実は前からありまして、地元警察といたしましても——私は今内容云々と申し上げましたけれども、あの街頭演説の様子を見ておりますと、いたずらに多数の者が集まりまして、街頭演説をするというよりは、むしろそこにおいて不法な示威運動を起し、それが一般の多数の人心を非常に刺激をし、また御承知のようにあそこは雑沓しておるところでありますので、非常に交通にも支障を来す、かような趣旨でも不許可にしたのであろうと私は考えるわけであります。私は今その不許可の具体的な理由その他につきましては、実はまだ十分報告を受けておりませんので、はつきりお答えすることはできませんが、私の想像するところでは今お答えしたようなことで不許可にしたものではない
警察の方からはそういうことにつきまして全然報告もありませんし、また現場には多数の新聞社の方々もおられたはずでありまするので、もしそういうことがあれば、これは当然報道されるのではないかと考えられまするが、私はそういうことはいまだ全然報告を受けておりません。
お答えいたします。これはもう猪俣委員よく御承知のことでありますので、私から今さら申し上げるのは蛇足と思いまするが、話の順序として申し上げたいと思うのでありますが、公案條例には、公共の場所における集会は許可を受けねばならぬということになつております。そこで先ほど私が押谷委員の御質問に対してお答えいたしましたごとくに、学校の校内で行われる集会、集団行進または集団示威運動に一般公衆が自由に参加し得る状態のものは、公共の場所における集会、集団行進、集団示威運動として名称、性格のいかんを問わず許可の申請を必要とする、こういうことになつております。従つてその学校の校内、たといそれが二十五番教室のものであろうが、一般の者が自由に出入し得るというこ
最初の御質問私答弁漏れをいたしましたので、申し上げますが、当時の何はあるいは職員と学生に限られておつたかもしれませんが、しかし実際は職員と学生だけでなくして、一般の婦人、子供も全部来た者はどしどし入れておつたそうであります。それで警備係の巡査も、当然これは一般公衆の一人として入場できるものというような考えから、三十円を拂つて入つたのであります。 それから学校構内における今の警察官の警備でありまするが、これは必要によつては警備上巡査を派遣いたしておるのであります。また私服も派遣しております。それから一般構内の警邏勤務につきましては、先ほども私から説明いたしましたごとくに、学校構内というのは一般の通路と同様なことになつておりまして、
さような個々の警察官の行動につきましては、もとより警視庁からは指令を出しておりません。これはその警察官が必要によつて行つたのであろうというふうに承知いたしております。
御質問の要点がちよつとわからないのですが、要するにわれわれの警察制度その他は、結論より言うと、盛り上る力を弾圧するだけの組織だ、こういうような御趣旨のように聞いたのですが、絶対にそうではないのでありまして、警察はいわゆる国家の治安、社会の治安の保障制度でありまして、犯罪が行われているのも、これは治安が乱れるもとであります。それからまた、いろいろの不法なデモが行われるのも、これも治安の乱れるもとであります。また不法な集会が行われ、社会人心が動乱する、これも治安が乱れるもとであります。かようなものに対しまして、警察は防犯的な立場から、あるいは治安維持の立場から、適切な措置を講じ、もしそれらの者が法律を無視して不法越軌の行為をしたときには
お答えします。「球根栽培法」が共産党から発行せられたものかどうかというのは、それを実際にやつておられる今の吉河特審局長のお答えによつておわかりと思うのでありますが、私どもはこの「球根栽培法」の内容を拝見しまして、これが共産党から出たとは申し上げかねるのでありますが、これらの文句を見ますと、こういうことも書いてあります。「わが党は最近新聞綱領および五全協の決定を全党の討議にうつしこれを成功的に闘いぬいた経験をもつている。」こういうことで、「わが党」とか、そうした文句を書いてありますが、党というのは共産党だけではありませんから、ほかにもあろうと思いますが、しかし五全協というのは、今のところ共産党以外にはたしかなかつたと私は記憶しておるの
現在の暴動といいますか、騒擾事件の個々のいろいろな点を考えますると、私はこの「球根栽培法」の指示しているような行動を具体的にやつておるように見えるのであります。ですから私は「球根栽培法」によつてやつたのではないかということを申し上げたのであります。
御指名によりまして私から去る十八日千住に起りました富士銀行千住支店行金強奪事件につきまして、概略を御説明申し上げたいと存じます。 二月十八日午後三時十五分ごろとおぼしいころ、富士銀行千住支店東口通用門に白人の米兵らしい服装をした者でありまして、まだ米兵であるか、シヴイリアンであるか、その点が十分確認はされていないのでありますが、とにかく白人二名と日本人風の男、これも日系の米人であるか、二世であるか、日本人であるか、それも確認されていないのでありますが、とにかく白人二名と日本人風の男、三名を乗せた一台のジープが立ちどまるとみるや、この日本人風の男、これはちようど年令二十五、六才で、レイン・コートを着して白マスクをかけておつたと見ら
お答えいたします。もちろん犯人逮捕に対する警察官の心構えといたしましては、相手が日本人であろうが。また日本人にあらざるものであろうが、犯人を逮捕する気持、またその熱意、努力につきましては、何らかわりはないのであります。ただ日本人である場合とそうでない場合との区別は、先ほど私が説明いたしましたごとくに、捜査権の行使の上におきまして、進駐軍要員等については、その逮捕の場合における條件が、非常に制限をされておりまする関係もありますので、この点捜査の上においても若干不便、不利を来す場合があろうと思います。しかしながら現在占領軍警察当局も非常な熱意をもつて、むしろ日本の警察と競争的に今双方において捜査に最善の努力をいたしておりまするので、今の
とかくこういう事件は類は類を呼ぶおそれがあるのでございまして、今までの経験によりますると、ある特殊の犯罪が行われますと、それに類似したような犯罪がただちに模倣的に行われるというような可能性が非常に多いのであります。実は十六日に京都市内におきまして、やはり銀行ギヤングが起つたのであります。そしてそのことを聞きましてすぐ次の十七日に警視庁幹部と協議いたしましてただちに銀行その他の金融業者、その他こうした犯罪の行われ得ると想像できるようなところに連絡をとりまして、何らか今後の防犯措置を講じようじやないかといつて、いろいろ計画中に、たまたま十八日にこういう事件が起りまして、私自身としましても、偶然こうしたことが起つたということに対しまして、