なおここに当時のいろいろな惨状の写真もございますので、ごらん願いたいと思います。
なおここに当時のいろいろな惨状の写真もございますので、ごらん願いたいと思います。
お答えいたします。大体二十一日に各所で無許可デモが行われたのでありまするが、正確な数字はちよつと申し上げかねるのであります。池袋成増付近に集合した集団は大体二百名ぐらいではないかと考えております。それから本富士警察署に、これは学生でございますが、学生が、二、三回にわたりまして延べ百五十名ほど押しかけております。それから澁谷警察署には当日四回ほど波状攻撃の来襲がありまして、これはやはり東大の学生が主体になりまして、付近のやじうまも若干加わつたように聞いておりまするが、約三十名ぐらいが二回、六十名が一回、それから第四回目のは外部の人もまじつて大体六百名くらい警察へ押しかけて来たと考えております。それから電業社付近に集まりました集団はまず
二十一日のこの反植民地化デーにおきましては、全国的にもいろいろデモあるいは集会等があるということは常に特審局、国警並びに全国の自警から前々から連絡はとれておりまして、もちろん警視庁からも相当な資料を各方面にも出しまして、相互に警戒をいたしておつたのであります。それからまた警視庁におきましても、それぞれ事前に警視庁予備隊等を最も適当な箇所に配置をいたしまして、事前の警戒に当つておつたのであります。
まことにごもつともな御質問でございます。大体ほかの方のデモの取締りにつきましては、私どもといたしましては何ら事故もなく取締りができたのでありまするが、この電業社付近のデモの取締りにつきましては、現場が非常に込み入つたところでございまして、もちろんその付近には警戒の職員等も十分配置をいたし、それぞれ情勢を察知するに必要なる人員を配置させまして、その行動について監視をしておつたのでありますが、甲斐巡査の襲撃をされたのはまつたく突発的な瞬間的なできごとでありまして、しかもそれからすぐ各方面に集団が二分されて急速に行進いたしましたので、警察といたしましてはこれを追撃するというような態勢で行つたわけであります。もちろん今回のこの取締りにつきま
お答えいたします。従来警察官の拳銃を奪われた数は、今手元に資料を持つておりませんので、正確な数字を申し上げかねるのでありますが、ときに警察官が派出所等において休憩中に、外の何者かに盗まれたようなことが一、二回あるのであります。それからまた寮におきまして一回拳銃を盗まれたというようなことも承知いたしております。しかしこれらの拳銃はいずれも昨年春以前のものでありまして、私の想像としては、これは單なる物取りまたはそうした拳銃を奪取して他へやみで転売して金にかえるというような目的のもとにとつたのではないかとも考えられるのであります。昨年の十二月二十六日練馬署管内におきまして印藤巡査が多数の暴漢に襲われまして惨殺せられ、しかも拳銃を奪取された
それではここにきわめて簡單な略図を持つて参りましたので、その略図につきまして、ひとつ御説明をいたしたいと思います。 これは今回の南部地区におきまする集団暴行事件の全体の見取図であります。これが大森警察署、これが蒲田警察署でありまして、ちようどこの両警察署の境界がねらわれているという結果になつたのであります。ここに電業社という会社がございますが、ここは昨年レツド・パージの事件がありまして、工場の従業員が相当騒いだのでありまするが、ここでは警察官が暴徒に追い詰められまして、やむを得ず発砲をいたしておるというような事故を起した工場であります。それからこの日本教具は従業員の思想が相当はげしい工場でありまして、ちようど三時ころから、ぼつぼ
お答えいたします。反植民地デーを利用いたしました学生運動は、大体二つにわかつてお話した方がいいと思うのであります。一つは本富士警察署管内の東大構内に起つた事件であります。一つは澁谷駅頭における東大学生を中心とした、いわゆる不法集会並びに不法示威運動の取締りから起つた事件であります。 前者の方は去る二月二十日午後六時三十分ころ、東六二十五番教室におきまして約三百五十名が集合いたしまして——この集合した人々の大部分、約二百名が東大の学生であり、その残り百五十名が一応一般人と認められるのであります。この会合は東大学生演劇部のポポロ劇団が、福島県の松川事件の劇を開催したものでありまして、これは学校当局が、当初演劇部ポポロ劇団の劇の研究で
お答えいたします。この次官通達のことにつきましては、これは実は昭和二十五年六月に都の公安條例を制定いたしまする際に、学校構内における集会、示威運動等をどういうふうに取扱うかということにつきましていろいろ研究いたしたのであります。文部省ともいろいろと折衝いたしました結果、学校構内というものは一つの学園である。学園であるがゆえに、集会等につきましては、学校の自治権というものをなるべく認めて、そうして学校長の責任においてこれを取締つていただくことが、学生その他に及ぼす心理上の影響もよいであろうし、また学校長が学生、生徒、職員の統制をする上からも、こうしたことが適当ではないかというような考えからいたしまして、「集会、集団行進及び集団示威運動
今私が説明いたしました次官通達の内容をなすものは、警視総監と文部省次官との一つの行政協定のようなものでありまして、これは現公安條例の範囲内において行政協定をしているようなものであります。従つてさらにこの行政協定の上にあるものは公安條例でありますので、最後の学校構内における治安の責任、警備の責任というものは、私はやはり條例の根拠に基きまして警察が当然責任を負う、従つてもし学校構内において不法な集会、不法な示威運動がかりに行われておるとした場合において、それが学校当局が許可したものであろうがなかろうが、とにかく一応学校構内において公安條例の認めることのできない集会、集団行進、集団示威運動等が行われておりましたならば、警察は当然自己の職権
これを制定いたしますときに、公安條例の趣旨を十分に説明し、御納得を願つて協定をいたしたつもりでありまして、現在のような、われわれから考えてまことに非常識と思うような解釈を大学当局においておとりになるようでありまするならば、今後の学校構内の治安維持の上からいいまして、とうていこれを認めることができないのであります。ことに将来学校当局の言われるような趣旨で行かれると、結局学校構内は取締りの盲点になる。学校構内であつたならばいかなることでもできる、こういうことになりますと、取締り上非常に危険であり、また憂慮すべき結果になると私は考えますので、少くとも学校当局が、われわれが見てきわめて非常識であると思われる、かような解釈をあくまでおとりにな
もちろん本郷の東大構内、教室内におきまする警察手帳奪取の事件は、これは暴力行為のもとに、まつたく無抵抗の状態において警察手帳を奪取いたしておりますので、仰せのごとく、これは刑法上から申しますと、形式的には確かにいわゆる強盗事件に該当いたすものと考えておりますし、また目黒の駒場構内におきまする警察官の脅迫された行為は、これまた多数の威力によりまして本人をまつたく無抵抗の状態において書類に署名さしたといういわゆる脅迫罪、暴行罪にも該当いたすものと私は考えております。ただいま本郷本富士警察署におきましては、前者の件につきましては、それぞれ事件を立てるべく進めております。また後者の件につきましては、十分調査いたしまして、処置いたしたいと考え
もちろん私は東大内におけるいわゆるフラクのあることは十分に承知しておりますが、ちようど吉河特審局長がおいでになりますので、むしろ特審局長からお答えを願つた方が、正確なお答えができるかと思います。
去る二月十八日午後三時十五分ごろ、富士銀行千住支店におきまして、軍人の服装をした米人二名と日系米人または日本人風の男一人とが、拳銃を擬しまして行員を脅迫しまして、行金二百八十四万八千円という大金を奪取して、ジープで逃げ、また途中車を高級車に乗りかえて、ただいま遁走中でございます。事件発生と同時に、ただちに警視庁管内はもちろんのこと、関係府県には全部緊急に手配をいたしまして大体人相、風体及び自動車の種類、特徴、そうしたものを手配いたしまして、ただいま全国の国警並びに自警等が警視庁に協力しまして、鋭意捜査中でございます。また御承知のように軍人の服装をした白人でありますので、これが本ものの軍人であるか、またあるいはそうでなくて、單に一応白
もし現実にその犯行をした犯人とおぼしき者が、現在そこに居合せたという場合におきましては、それが軍人、軍属でありまする場合は、ただちにMPもしくはCIDに連絡をとり、警察としてはその行動を十分に監視いたしまして逃走を防いで、そうして占領軍当局の手によつて逮捕するはかなかろうと考えております。またそうでないシヴイリアンであるということがはつきりいたしました場合におきましては、令状をただちにとりまして、これを日本警察の手によつて逮捕する、かようなことにいたしたいと考えております。
一言申し落しましたのでここに付言いたしたいと思います。今仰せのように、現実にその場におつて日本警察官が逮捕できないということはまことに残念でもあり、また犯人を逃走させるおそれが多分にありますので、私といたしましては、ただちに憲兵司令官のもとに参りまして、できれば包括的に今回の事件の犯人容疑者逮捕につきましては、特別に日本警察に捜査並びに逮捕権を與えてもらいたい。できれば貴官の命令によつて、われわれはこれを落したいと思うからということを実は申し述べて参つたのでありますが、占領軍当局といたしましては、十分研究はするけれども、まずメモランダムの線に沿うて一応日本警察官は努力してほしい。われわれは十分その点は了として研究しておこう、こういう
お答えいたします。私はその劇の内容等は十分わからないのでありますが、東大ポポロ劇団において松川事件を取上げて実演しておつた、こういうことであります。松川事件と申しますのは、御承知のように、福島県におきましてある一部の者が共同謀議いたしまして機関車を転覆し、同僚を殺しておるという事件でありまして、これらはまつたく思想的背景のある犯罪である。その思想的背景のある犯罪を劇に仕組んでやつておるということは、一般の治安の上からいいましてもおもしろくない事件ではないか。そこでおそらく当日入場しました警察官はそういうことも大体予期いたしまして、幸い入場料を拂えば入れるのでありますから、入場料を拂つて一般の観衆として入つた。別に何ら制止もしません。
ただいまお尋ねの学生部長と申しましたのは私の誤りでありまして、斯波という厚生部長であります。この斯波という厚生部長さんが警察手帳の件もあり、責任を持つから署名するようにというお話で、警察官としては斯波厚生部長をまつたく信頼しまして、ただ警察手帳の返還を希望するあまり実はその書類に署名捺印をいたしまして、そうしてさてそれではお約束の警察手帳をぜひ返してほしい、こう言つたところが学生は言を左右にして返さなかつた、こういうことであります。そうしてその後斯波厚生部長も自分として中に入つた関係もありますので、警察手帳の返還には相当努力しておるものと私は信じておりますが、しかし今のところ現実に返つて来ないことはまことに遺憾にたえないと考えており
第一の件でありますが、これは私どもも警察官の教養の点からまことに遺憾な次第でありまして、警察官としましては不法奪取された警察手帳でありますから、その警察手帳を、何ら署名する必要もなく、まつこうからこれが返還をあくまで要求すべきが至当であつたと考えております。私はあえて警察官をかばう意味ではないのでありますが、警察官といたしましては、御承知のように、警察手帳を紛失した者に対しては非常に厳重なる罰則を科し、また厳重に処分いたしております。ことに警察官の手帳にはいろいろ重要なことも記載されおりますし、こうしたものが他人の手に渡るということはいろいろの点からおもしろくない。かような考えから警察手帳の紛失、亡失、毀損につきましては相当厳重な処
これは概要でありますが、尾高さんはかようなことを言つておられます。「今日のような警察の措置は私はまだかつて聞いたことがない。」それに対して署長は「あなたがそのように言われるならば私も言いますが、私も警察官が学内で暴行を受けたということはいまだかつて聞いたことがない。」それから尾高教授が「私は一応学生が署へ行くというからついて来たが、学校としては追つて正式にお話したい。」学生代表の安島という学生が「逮捕の理由をお聞かせください。」署長は「暴力行為等処罰に関する法律第一條第一項による容疑者として逮捕いたしました。」安島「もう一人逮捕状が出ているというが、だれですか。」署長「それは言えない。」安島「勾留されている者を釈放してもらいたい。」
私は直接まだ矢内原総長とも会つておりませんし、また警察当局が直接矢内原総長から承つていることはありません。