戦前は安かろう悪かろうという面もございましたが、今度日米でそこまで話をしてきたのです。安かろう悪かろう、少しくらい悪くても安いものには飛びつくものだ、そういうことで日貨の排斥となり、やがて日本商品のボイコットとなり、生きる道のなかった日本は戦争を始めたのじゃないか。これは歴史だ。そんなことを日本はやろうとは絶対しておらぬのだが、アメリカやカナダも日本商品のボイコットや日本商品の排斥は困る、平和維持のためにも困るんだということだけは強く言ってまいりました。こちらがいかによかろう安かろうでも、アメリカにもアメリカの国民がおるのでございますから、自衛的な手段は当然とらざるを得ないということは理解するので、こちらも求められない前に輸出秩序の
