この諫早湾の干拓事業につきましては、大変長い経緯がありますものですから、過去の時点でそのようないきさつがいろいろとあって現在に至っているということを抜きにして現状を考えるわけにはいかないというふうに私は思っております。 この有明海の広大な干潟がありますけれども、渡り鳥の飛来地であったり特有なムツゴロウなどが生息するという点ではそれなりの価値があるわけでございますが、そのようなことを踏まえて、当時、諫早湾の大半の干潟がなくなることから、干潟に依存する鳥類への影響も心配をされました。そのために環境庁としては、昭和六十三年三月に、公有水面埋立法の規定によりまして、鳥類等の生息環境の保全の観点から意見を述べたところでございます。 そ
