ただいまの御質問でありまするが、ある程度まで確かにそういうことはまだあると思います。現に私が三十一年に監査委員長をやったのですが、そのときに私が国鉄の事業を調べた結果、まず第一に叫んだことは、国鉄人よ、おまえたちは国鉄を不沈艦というふうに考えておるのは間違っておる。民間であれば、成績が悪ければ破産する。国鉄は絶対に破産しない、ここにおいて鉄道の経営に対する安易感それによって国鉄の能率が上がらぬ、これはほんとうに微に入り細にわたって調べてみますれば、そういうことはないということは絶対に言えぬ。でありまするからして、私は国鉄総裁としてこういうことは何とかして企業性に徹したいということでやっていきたい。最近においては私は相当にこれは直って
