今度のユナイテッド航空の問題も以遠権の問題で問題になっているわけです。 この以遠権の実態を私たちもいろいろ調べてみたのですけれども、一九六五年当時のアメリカ人が日本を経由してアジアの諸国に行くというふうな実態を見てみると、それ相応にアメリカ人にも利用度があったと思うのですね。一九六五年にアメリカ人が利用して香港に行くのは二八・四%が九〇年には一〇・三%に減った。あるいは韓国に行くのが当時四三・五%のところが一一%になった。それからタイに行くのが四一・三%だったのが五・四%。だから、アメリカ人が日本を経由してアジアのその他の国に行く利用度というのはもうがたっと落ちてきているのですね。 こういう実態を見ると、アメリカの航空企業が
