それでは北方の問題についてお尋ねをいたします。 七月二十五日、各新聞社が取り上げておりますが、社会党の成田委員長等が東ドイツを訪問中に東ドイツと共同声明を発表いたしました、その記事が載っております。欧州の現国境線を承認します、特にオーデル・ナイセ国境の承認が必要であることで意見が一致した、こういうことが出ております。そこで大臣にお尋ねいたしますが、大臣は昨年の九月訪ソいたしましてコスイギン首相と会談された際、北方領土の返還要求をされたときに、コスイギン首相が、第二次大戦後の状態を維持すべきであり、これを動かすことは他に影響することであって好ましくない、こういうふうにお話しされて北方領土の返還を拒否したというふうに聞いているわけで
