時間がもうありませんので、最後に一言私の意見を申し上げたいと思うんですが。 実は、終戦の年は昭和二十年でございますが、その当時私は名古屋で勤労学徒として航空機の工場で働いておりました。米軍の焼夷弾、あるいは、何というんですか、執拗な爆撃が繰り返されまして、私の目の前で何人かの若い学生が随分死にました。 そして、その日の夜ですが、八月の十五日の夜、灯火管制というのが解除されまして、どの家庭も全部電気に覆いがあったんですが、それを外したわけです。そのときの光景というのは本当に明るかったんですね。ああ、これが平和だなと思ったんです。 私はそのときに、日本の将来は、このエネルギーというんですか、電気というもののすばらしさ、安定的
