ただいまは、私のために、永年在職のゆえをもちまして、特に院議により、御丁重なる表彰を賜わりましたことは、身に余る光栄でありまして、ここにつつしんでお礼を申し上げる次第でございます。 顧みますれば、私は、貴族院議員に勅選され、昭和二十二年、新憲法下初の参議院議員通常選挙に全国区に当選、自来引き続き国会議員として、民主議会政治の歴史とあわせて参議院の歴史とともに歩むことができましたことは、私の無上の喜びでございます。 その間、何ら誇るべき功績もなく、いたずらに二十五年の歳月を重ねたような次第でございまするが、それにもかかわらず、ただいまは、この栄誉ある表彰にあずからせていただきましたことも、ひとえに皆さま方の御懇情と選挙民各位の
