これは今までは若干のいろいろのところに無理があったと思うのであります。と申しますのは、何年も何年も災害が起こらないのに掛金ばかりをするという、いわゆる無事戻しの制度というものがほんとうに活用ができなかった。それからまた、被害率がどうも公平にいかなかったのではないかというようなこと。たとえば河川の改修が行なわれ、いろいろ土地改良が行なわれておるのに、依然として元の被害率であったとか、いろいろそういう点について、所によって違うでありましょうが、多少無理なことが若干現実にあったのではないか。そこで共済金をもらって、それを被害農家に渡さずに、それを共済掛金と相殺をしてしまってやるというようなことが行なわれておったのではないかと思うのでありま
