前提とは目的のことだ、それが真意だというならば、李ラインの撤廃が漁業交渉の前提だということをあなたは何回となく繰り返しておるのです。その前提は、つまり目的ということなんだ、漁業交渉をやって妥結したならば、李ラインが結果においては撤廃されるかもわからない、そういうことなんだ。それならば、これは明らかに訂正じゃありませんか。何を言っているのですか。
前提とは目的のことだ、それが真意だというならば、李ラインの撤廃が漁業交渉の前提だということをあなたは何回となく繰り返しておるのです。その前提は、つまり目的ということなんだ、漁業交渉をやって妥結したならば、李ラインが結果においては撤廃されるかもわからない、そういうことなんだ。それならば、これは明らかに訂正じゃありませんか。何を言っているのですか。
そういたしますと、私に対する答弁はそのままでは、あなたの真意がくみ取れない、そこで、あなたは記者会見によってあなたの真意をつけ加えられたんだ、あなたの舌足らずを補充されたんだ、このように理解してよろしいですか。
それが注釈であるかどうか、これから明らかにしてまいりましょう。その上で私は、総理に重大な点をお尋ねしたいと思うのです。 そこで、まず明らかにしたいことは、あなたが二十五日の夕刻、記者会見で発表された大臣談話、これは文書で出したか口頭で出したか、いずれにしてもその中身をここでお述べいただきたい。
そこで、私に対する答弁の速記と比較しながら質問をしてまいりたいと思いますが、まずその前に、あなたが新聞記者の皆さんに発表された大臣談話についてお尋ねしておきます。これは、明らかにするために私はお尋ねしなければならぬのです。 委員長に申し上げておきますが、なぜ私がこのことに時間をかけるかというと、これは、総理もお聞き願いたい。国会において答弁したことを、院外において大臣が個人の談話で舌足らずを補充する、訂正するということは、私は国会審議の権威の上から断じて許すわけにいかぬ。そのようなことをやられたら、何をもってわれわれは、国会議員は国会で審議をするんだ、このことは、総理、十分ひとつ考えてもらわなければならぬ。 そこで、私は明ら
何を根拠に承知しておるとあなたは理解をされますか。
了承しておるということは、わがほうが了承しておるものと思うと一方的に認めることなのか、はっきり向こうが了承の意思表示をしてきたのか、それを聞いておるのですよ。 〔委員長退席、二階堂委員長代理着席〕
こういうあいまいな答弁では、委員長、時間がかかって困る。 私は、このことに実は拘泥したくないのです。ところがいま、わがほうの李ライン撤廃をするという交渉方針は韓国側も了承しておる、こういう記者談話でございますから、私はこの了承についてお尋ねをしておる。 これは了承したものと日本が認めておるのか、それとも、韓国側も日本の交渉方針を、それでけっこうと認めたのか、日本が一方的にひとり合点をして、ああ了承しておるものだろう、こう思っておるのか、これははっきりしてください。それははっきり——何ですか、あなたはこんなことで……。
承知の上でということは、これは少しも明快でない。自民党の皆さんもお聞きのように、承知の上でということは、こちらの腹芸で、こちらが一人合点をしておる。相手側ははっきりその明示の意思表示がない。承知の上だがということを向こうが思っているんだろうというあなたの推測ですか。これはあなたの推測ですか。日本政府の推測ですか、重大ですよ。これははっきりしましょう。
総理、私は外務大臣とこういう問答で時間をかけたくございませんが、承知しておるとは知っていることだ、三つ子に言うような答弁です。私はそういうことは聞いてないですよ。総理もお聞きのように、承知しておる、相手方が知っておるということは、何によって日本は判断したかと聞いておるのですよ。これは明らかにしてください。何によって判断しておるか。日本では腹芸ということばがある。腹と腹でいこうということがある。しかし、外交の交渉は、総理にお尋ねしますが、腹芸でいけますか、腹芸で。もし腹芸でいくならば、条約は要らぬのだ。国と国との外交交渉に、相手も知っているだろうというような、そういう推測で了承しているところであるというような発表をされては、はなはだ迷
私は、あなたの答弁と、二十五日の記者会見との内容の違いを明らかにしなければならぬと思って、執拗にお尋ねをしたわけです。そのお尋ねをした結果明らかになったことは、李ライン撤廃する、漁業交渉の目的——あなたの言によれば、前提ではない。漁業交渉の妥結の結果、自然に李ラインは消滅をするというか撤廃をされる。そのことは相手方も了承をしているものと思う、こういうことのようですね。これははっきりしてください。
その確信は、客観的な事実に基づく確信ではなく、推測によるあなたの思惑、推測によるものだ、こう理解していいでしょう。あなたは確信があるというが、客観的な事実があるならそれを言いなさいよ。言わないから私は助け舟を出しているんだ。
あなたは、その信じておる根拠を言わないんですよ。言ったらたいへんだと思っておるんですよ。また記者会見をしなければならぬ事態が起こることをおそれておるでしょう。卒直にいって、これは、日韓の問題についての答弁は慎重にやらぬとたいへんだ、ひっかかっちゃいけないというあなたの警戒心でしょう。あなたの答弁はだれが聞いても矛盾だらけですよ。私は、総理の時間の関係もございますから、先に進みながらいまの点も明らかにしていきましょう。総理、私は予算の第二分科会で質問をしたところが、これは総理にこれから御答弁を要求しますので、よくお聞き願いたいと思うのです。椎名外務大臣がこう答弁したのです。「漁業問題の残された重要な点は三点あると思うのであります。第一
骨子になっておることは、総理、私もよく知っておりますよ。これは重要なことなんだ。国際法違反、不法不当、日本の政府はこの日韓会談は李ラインの撤廃を重点にこの交渉をしてきたと言っても過言ではないのですよ。骨子です。それから、韓もこの季ラインは存置するといってがんばってきたんだ。これが日韓会談のまとまりを今日まで延ばしてきたということも、それは私もよく知っております。しかし、骨子であればこそ、私どもは尋ねなければならぬのです。あなたは政府を信用しなさいと言うけれども、政府がもし間違った結論を出して条約を締結する時点になれば、それは内閣不信任を出したらいいでしょうとうそぶくかどうか知りませんが、そういうわけのものじゃないです、私ども国会議員
あなたの真意をくみ取れと言うけれども、われわれは、あなたが発言したその文章、ことばの中身を探って真意をくみ取る以外にないじゃございませんか。あなたの腹の中を見てくださいと言ったって、何が一体わかりますか。とんでもないことを言いなさんな。だから、あなたが訂正しないと言うならそれでよろしい。私は、訂正をしたらどうかと言わんばかりに言ったけれども、あなたは、間違いじゃないんだ、こういうことでございますから、これはこれでけっこうであります。 赤城農林大臣にここでお尋ねしておきます。
それでは、赤城農林大臣はあとに回して、総理に大事な点を二、三お尋ねしておきましょう。 重要な外交問題の審議で、事ごとに一日か二日たてば取り消したり、それから、私の真意を見てくださいといったような、こういうあやふやな外務大臣のもとでは、ほんとうにわれわれは安心して外交審議はできない。いまあなたは、国会審議の訂正は院外で談話によって行なうべきではない。国会を通じて、舌足らずの点があったら補正しなければならぬし、訂正しなければならぬし、取り消ししなければならぬ。この原則は総理もお認めでしょう。国会は毎日行なわれておるのですよ。それを、なぜあわてて二十五日の夕方——あしたでも予算の分科会はあったのです。進んで出てきて私を呼び出して、そし
一つもなりませんよ。あなたが罷免権を持っておる外務大臣でございますから、あなた自身の、御自身の責任になるからそういう助け舟を出されるか知りませんけれども、われわれは一つも訂正されたとは思っておりませんよ。そういう独善的なことを総理から答弁されちゃ困る。 そこで、総理にお尋ねいたしますが、あなたの日韓会談の方針は、池田内閣の方針を踏襲されておる、私はこう思いますが、いかがですか。
これは、重要な御答弁を承ります。あなたは池田さんから政権のバトンを受け継いだのです。そうして、前の池田さんは、あなたと同じ自民党の総理じゃございませんでしたか。その自民党の総理、池田内閣がどういう日韓会談の方針を持っておったかということをあなたは御承知でないのですか。いかがですか、それは。たいへんなことをあなたは言いますね。
基本的な線で違わないということであれば、どこか違うところがございますか。あなたはこれから外交の責任者ですよ。最高の責任者ですよ。外務大臣なんて窓口ですよ。その最高の責任者は、前の内閣のとってきた外交方針、そのやり方、これは当然考えておるはずだ。どこか違っておるところがあればお示し願いたい。ないならないでけっこうです。
大体踏襲ということであります。そこで、私はお聞きいたしますが、きょうの三月一日の毎日新聞に金東作大使の談話が出ております。この談話を読んでみますと、ソウル発ロイター電、こう書いてある。「本国政府と協議のため二十八日帰国した金東作駐日韓国大使は同日記者団に、韓国政府は李ラインを国防・漁業資源保存ラインとして維持していく意向であると言明」したとある。これは、金大使の談話だけではない。私は毎日の記事を取り出しておりますけれども、これは、きのうおとといごろからどの新聞も、韓国側の情報として日韓会談の解説の中に取り上げておるのであります。 そこで、総理にお聞きしたいことは、李ラインが国防ライン、防衛ライン、漁業資源保存ラインと変更されるこ
李ラインは不当、これは池田内閣も言ってきた。池田さんはもっと明確に言ってきた。平和ラインとか何とかラインというような、そういうものを認める意思はありませんと池田内閣は言ってきた。あなたは、私がいま金大使の談話を出したから、これを批評してはどうかとおっしゃいますけれども、李ラインが魚族資源保護のラインになるか防衛ラインになるか、そういうことに対する基本的な方針がないのですか。金大使の談話じゃない、一体あなたにはそういう方針はないのですか、なければないでいいですよ。