それは、先刻申し上げました通りに、委員会の原案をそのまま出せば、こういうような混乱を引き起さないと私は考えておる。委員会の原案をそのまま考えれば、無用な紛争を避け得たというように思いますから、原案通り出せばよかったと言ったのであります。
それは、先刻申し上げました通りに、委員会の原案をそのまま出せば、こういうような混乱を引き起さないと私は考えておる。委員会の原案をそのまま考えれば、無用な紛争を避け得たというように思いますから、原案通り出せばよかったと言ったのであります。
国民に対しては、よき政治をする義務を負うものと私は考えております。
国民に対し て政党は政策を約束いたします。その約束を実行していく義務を国民に背負 うものと思います。
国民に対して公約をしたことを実行する責任を政府は持つわけでありますが、事件のその変化によりまして、国民の同意を得るいとまのない場合も私はあり得るものと思います。しかしながら、小選挙区の問題に関連いたしましては、施政方針演説で、私は小選挙区制も申しましたし、選挙制度調査会も二十六年にできているのであります。公約せずとも、当然に小選挙区制にするということは、国民に対しての私は責任だと考えております。
私は、小選挙区論は、先刻も申しました通りに、ずいぶん自分の議論として古くから言っておりますので、国民はこれを承知しておるものと思います。(「その文献を示してくれ」と呼ぶ者あり)
私、国民の世論は小選挙区にあると思います。区割に対して反対もありますけれども、しかしながら、小選挙区というその制度そのものに対しては、私は国民の多数は賛成だと思います。
私は、区割に対してのみ問題があるのでありまして、小選挙区制に対しては世論の支持を得ておる。
修正案は原案と、先刻申しました通りに、精神においては大体同じなんです。でありまするから、責任をとる程度のものではないと私は考えております。
私も、鈴木君と同じ憂いを抱いております。二大政党になったならば、小選挙区にして二大政党の育成に努むると同時に、社会党あるいは保守党との間の政策の近似性ということについても努力をして、いわゆる共同の広場といいますか、このごろの言葉では、そういうようなものをだんだんと拡張していくということが非常に必要なことだと思います。そうしますれば、二大政党の意義が初めて出てくるのでありまして、この二つのことができなければ政局の安定ということにならないと私は思います。あなたの言うように憲法あるいは軍備あるいは外交等において全く違った考え方を持っていては、政変があるということは、かえって国家が危険になりますから、どうかしてこの二大政党の政策の近似性とい
私は政局の安定とか、日本のためには、政局が変更いたしましても、国家には害は少しも与えないというような態勢のできることを欲しているという理想を言っているのでありまして、こういうような理想を達成するのには、そう急いでもできません。だんだんとみなが、そういうような気持になってくれなければ、その理想には到達できないと思います。だから、これからはお互いに、共同の広場というものを作ることに互いに努力しようじゃないですか。(「今までそういうことをやったことがないじゃないですか。勝手なことをやっているじゃありませんか」呼ぶ者あり)そういうことはありません。
私は可能だと思います。現に社会保障制度などについては、わが党からも何人、社会党からも何人、両方とも五十人以上、そういうようなことに御賛成して、お互いに共同に社会保障制度を研究しようじゃないかという会が二、三日前にでき上ったようでありますが、そういうように共同の広場を作ることにお互いに努力をすればできると思います。あなた方の方では、やはりそういう心持が、こっちから見れば欠けていると思います。私は世界平和政策のためには、ずいぶん努力をしておるつもりであります。あなた方の方で努力をしてもらってもいいと思うのに、かえって反対の質問を受ける。(「社会党を減殺しようというのだから、なかなかで営ませんよ」と呼ぶ者あり)
あまり話し合いは、また別にほかの広場においてやろうじゃないですか。
重点は、諸君と私とあまり変ってはいないと思います。私も軍備を充実して、そうして戦争をしようというような気分などは毛頭ないのです。それは了解ができるだろうと思うのです。それですから、私が考えているようなことができますれば、戦争なんというものに日本を持って行くことを憂える人もなくなるだろうと思うのですけれども、それがなかなかできないのは、やはりたとえば日ソの交渉などでも、失敗した方がよいというふうに考えている人が、ずいぶんあなたの方にもあるようであります。(「あなたの方の党にあるのです」と呼ぶ者あり)
それですから、そういうふうな工合で話し合いをやって行けば、世界戦争のないように日本を持って行くことは、私は可能だと思っております。
できるだけそういうようにして参りたいと思います。
河野君がもうあさって帰って参りますので、そうしますれば、ソ連の意向もよくわかると思います。(「アメリカの意向も」と呼ぶ者あり)この機会に私言っておきますけれども、アメリカに対して何も指示を受けに行ったわけではありません。そういう意味では私は発言してはおりません。ただ魚をとる範囲が、区域が重複をしておるから、それで話をしに行ったのだろうと思う、こう言ったのであります。具体的にアメリカに対して、漁業問題について話しておく必要があると思うからアメリカを回って帰る、お許しを請うという意味の電報であります。漁業問題だけについての電報であります。つまり日ソ交渉の問題というか、国交の正常化については、何も河野君には委託もしておりませんし、何にも報
河野君はそういう権限なしに行ったのでありますけれども、向うのブルガーニン、フルシチョフと会って、とにかく有力者と会っておりますから、多分そういう話に触れてやしないかと私は想像しておる。それでありますから、河野君が帰ってくれば、ソ連の意向もずいぶん明瞭になるだろうと思います。私どもはそれに対して決意しなければならない時期が近づいてきておるだろう・そういうような気分でおるのです。それを今ここで申し上げるわけに参りません。
さっき私が言いました言葉に何だか誤解をされておるという人があるのです。それですからして、どうも社会党の方は誤解していないように私は思うのですが、河野君が漁業問題のために話し合いをしたものと私は考えておるのであります。その際、ついでにその他の問題も話しが出たかもしれない、何かそのときに国交の正常化について話し合いが出た、了解を求めに行ったということを私が言ったために、あなた方の方から、米国の了解を求めにアメリカに回ったということを言われるんだと、こういうふうに注意をしてくれる人があるのですが、私はそういう意味で言った覚えはないわけですが。
私もそれがいいと思います。
私の言葉がもし足りなくて、そういうような誤解を世人に持たせるということは非常に不利益でありますから、ですからこの委員会だけで処理をしていただきたい。もし私がそういうような言葉の足りないことを言った、誤解を招くような言葉を言ったならば、それはお開き捨てにしていただきたい。つまり……。