それではここにある「軽工業品に対する海外諸国の反撥的傾向が依然根強い」というのは、具体的に御説明を願えば、軽工業中の何に一番世界の反発力が強いのですか。 〔委員長退席、笹本委員長代理着席〕
それではここにある「軽工業品に対する海外諸国の反撥的傾向が依然根強い」というのは、具体的に御説明を願えば、軽工業中の何に一番世界の反発力が強いのですか。 〔委員長退席、笹本委員長代理着席〕
ここの文章から私が感じますのは、比較的競争力のある軽工業品に対する海外諸国の反発的傾向が依然根強い。日本の輸出貿易全体から考えてみて、通産省としては比較的競争力のあるこの軽工業に将来どれだけの輸出貿易のウエートをかけていくのか、また重化学工業をどれくらい重く見ておるのか、たとえてみますれば、英国のごときはすでにランカシア綿紡は、放棄とまではいかないけれども、輸出品としてはほとんど考えておらない。というのは軽工業というものは後進国がどんどんやれる工業である。インドでもやればシナでもやれる、どこでもやれるのだ、だからこういう軽工業に将来の輸出貿易の運命をかけることは先進国としては時代おくれである。むしろそういうものを顧みる力があったなら
この軽工業という中には化学繊維は入るのですか。
そうすると石炭化学工業とか石油化学工業というものは、通産省ではどういう観念を持っておりますか。
そうすると化学工業、石炭工業、石油工業から化学繊維が出るところまでは重化学工業になっているのですね。それからその繊維を加工するところは軽工業に入るということですか。
それはその程度にしておきます。 それから今大臣からもお伺いしたのでございますが、将来重化学工業を輸出品の中核として育成強化をしていくという点から、午前中笹本委員の鉄鋼、電力その他に関する御質問にお答えになったあれだけの御答弁では、私は非常に心もとない、そういうふうに感ずるのであります。しかし、大臣は、午前中とにかく電力問題に対しても石炭問題に対しても計画は大丈夫進行できるという決心をお示しになりましたから、私も一応それを了といたしまして、その実現を希望いたすのでございますが、午前中にも質問がございましたが、今度立案せられました電力五カ年計画を見ますと、昭和三十五年まで八百四十万キロの開発をしなければならぬ。しかも大臣のこの間の御
輸入はどのくらいになうておりますか。
先ほども質疑応答の中”あったと思いますが、鋼材は三十二生度には九百十五万トンの生産計画が立てられておる。それで銑鉄が非常に不足なので、今度は五十万トンの輸入交渉が成立をした。それでもまだ銑鉄は足りない、こういう状態でございますが、ただいま特殊鋼というものは国内の生産が六十万トンあることの御報告があったのでございますが、大体この特殊鋼六十万トンで、日本の特殊鋼に対する需給関係は満足にいっておるのでありますかどうでありますか、それを一つ伺いたい。
そうしますと、ただいまの御説明によりますれば、特殊鋼六十万トンの生産が十分にできれば重化学工業の部門、重工業、しかも機械工業その他優秀なステンレスの材料を必要とする輸出品というものは、外国製品に比して劣らないということですか。十分その六十万トンの特殊鋼生産に信頼をささげて、日本の機械類とかその他重工業に属する商品の最もキー・ポイントとされるところでも、外国の商品に比較して劣らない商品ができるという確信がおありでありますか、どうですか。
これはどうも従来の日本の製鉄体系から考えてみて、日本ステンレス・スチールというものは世界のステンレス・スチールに比較して品質に差のない優秀なものができるということは、われわれ考えていなかったのです。ところが今御説明を聞きますと、それができるというので私は非常に安心しておるんですが、果してそれが事実であるか事実でないか。ちまたの声を聞きますと、日本の商品というものはステンレス・スチール、いわゆる素材が悪いために、どうしても外国製品のように長持ちしないということをよく聞くのでありますが、それに対して十分な責任を持ってお答え願えるような状態にまで、日本のステンレス・スチールの製造は進歩したのかどうか、これを一つはっきり伺いたいのです。
なおこの際鉄鉱の問題について一言お伺しいたしておきたいのでありますが、鉄鉱石の原料といたしまして、昭和三十年度は砂鉄が七十二万六千トン、それから三十一年度は八十万トン、昭和三十二年度は百三万トン、高炉用の原鉱石として使用するという計数になっているようであります。これは資料としてちょうだいした中に書いてあるのでございますが、この資料は、高炉の砂鉄として出ておりますが、このほかに電気銑の原料として、砂鉄は一体今どのくらい使われておりますか、おわかりでしたらちょっと御説明願いたい。
私のもらったものは、高炉銑生産という下にずっと鉄原料が書いてあるから、これは高炉銑に焼結して入れる砂鉄であって、ほかの電気鉄用はまた別だと思いますが、そうじゃないですか。わからなければあとで調べてからでけっこうです。
私のお伺いいたしたいのは、こういうふうに高炉に焼結した砂鉄が相当多量に使われるようになってきている。しかし、これは非常に不経済な使い方であって、あれほど優秀な鉄鉱石が焼結されて、そして高炉に持っていって、普通の銑に落ちてくるということは、私から言うともう最低銑でも電気銑に持っていかなければ、砂鉄の価値というものは出てこない、こう考えているのであります。まだその他にスポンジ・アイアンにして優秀なステンレス・スチールに持っていくとか、いろいろな方法があると思います。それで本年度経済企画庁の調査によりますと、Fの五七に上げて、日本の青森及びその他一、二県に埋蔵されているところの砂鉄というものは、五一千万トン採掘可能の数量があると出ているの
砂鉄利用その他特殊鋼の問題は、またいずれ機会があるときに技術的に御質問を申し上げたいと思いますのでそれに留保いたしておきます。 大臣もお忙しいようでありますがもう一点伺っておきたいのは、ただいま大臣のお説の中にも、日本の輸出品を海外市場において有力に伸張する基本の一つとしては、産業の合理化方策を確立しなければならない、これはもっともの御意見でございまして、われわれも何ら異存はないのであります。ただ産業の合理化と一言に言いますければも、これはなかなかむずかしい問題でございまして、まさに第三次の産業革命といわれておる時代がやって参りまして、だれ言うとなく、今の時代は原子力とオートメーションの時代である、こうり言っておるのであります。
その自動制御回路を伴った完全な自動設備、いわある記憶もあれば判断もあるし選択もあるし、そういう能力を持ったオートメーションというものが今生産態勢の中に入ってきておる。そういたしますと、いわゆる産業の合理化というものの考え方は、結局その合理化を考えるトップ・レベルとして、オートメーションというものを掲げなければならぬ。あるいは将来もう少したつと原子力の応用という――原子力の応用などはすでに始まっていると思うのでありますが、いわゆる産業の合理化方策と大臣は仰せられているのをこう解釈していいかどうかということです。いわゆる自然科学の最高を基本とした産業構造図を作らなければ、外国貿易、経済外交を進展する産業の合理化態勢というものは出てこない
私も常に日本の産業構造図――過去の産業構造図、現在の産業構造図、さらにこれから伸び行く日本の産業構造図というものがなければ、日本の生産態勢というものを世界的に角逐するような強力な態勢には持っていけない、こう考えておるのですが、資料として日本の現在における産業構造図、今まで論議をいたしました重化学を中核として伸びていくというような構想にわたる産業構造図というものは通産省にありますか。
私の言うのは、通産大臣がお述べになりました通商産業省の重点施策というものは非常にけっこうだと言っておるのですよ、これは悪いと言ってないのです。ですから誤解のないようにしていただきたい。ただしお述べになりましたこの要旨を具体的な裏づけをもってどうして達成していくか、行政庁としてこの達成がどういうふうにして行われるのかということのために御質問を申し上げておる。それですから、私もこれを二、三回読みましたけれども、読んでみると、これを達成するには、まず過去の産業構造図から現在の産業にまで伸びてきた構造図、それからさらにこれが発展していくべきところの産業構造図というものがなければ、どれとどれとが関連して、どこに重点的な施策がどういうふうにして
まだどうも意思の疎通が欠けておりますが、これはあと回しにいたします。そこで簡単にお伺いいたしますが、ただいまオートメーションという定義を伺いますと、自動制御を完全に行い得る、すなわち記憶、判断あるいは選択、調整というような力を自動的に奪おるところの機会をその生産態勢に織り込んでいくという生産実態というものは、これは非常に大規模なものでなければならぬと私は思うのでありますが、日本の産業構造の中にどのぐらいオートメーション化される部分があるかという御判断でございますか。
現在どの程度にオートメーションが実施されておるかということも必要でありましょうけれども、世界の大勢としては、どうしてもオートメーション時代が実現する。とにかく自動制御回路を持ったオートメーションの設備というものは世界各国で行われておる。ですから良質、多量、低廉の品物を作るということになれば、どうしてもオートメーションをやってどんどん人間以上の作用を行う工場の生産にはかなわないことは事実なんです。それは当然将来の産業構造図の中にはどれとどれとがオートメーションに入っていかなければ、世界の市場において日本の商品は勝ちを得られないということははっきりわかっておる。それを通産大臣は言うておられるのだろうと思うのです。中核として重化学工業をや
オートメーションの問題はあとに譲ります。 次に、国内資源の開発でありますが、通産省は天然ガスの開発だけでも新規の要求として四億円に近い予算の要求をやったのでありますが、これが全部落ちてしまったという話を聞いて、実は私もがっかりしたんです。石油の資源開発には大臣のいろいろな御努力によりまして十五億の出資ができた。一方天然ガスの積極的開発がゼロになった。このバランスは大臣一体どうしてとったらいいかという御質問です。というのは石油開発会社に出資をした十五億の中から、石油開発会社をして天然ガスの開発に向わせる方法があるかどうかということですが、こういう点に対して何かお考えがありませんか。