御指摘の通り、科学技術行政と特許の関係は、密接不可分の点が非常に多いと私は考えるのであります。申すまでもなく、各国の科学技術のほんとうのあり方は、その国の創造的な英知に基礎を置くということが一番堅だなあり方でありまして、外国の発明発見を土台として、その国の科学技術の根底をつちかっていくということは、非常に尊敬すべき形ではない、私はこう考えるのであります。ただ日本の科学技術に対する重点施策というものが、今日までわれわれの考えるような方向に参っておりません結果、今日までの日本の発明発見というものは、外国に比較いたしまして非常に劣勢であります。ただ、今日われわれの企図すべきことは、この不可分の関係にある発明発見を、将来科学技術庁といたしま
