工業用水と直接関連性がある、ないということは別といたしまして、今、経済性というお話がございました。これは申し上げるまでもなく、日本は資源が乏しいのであります。たとえば、パルプ会社において汚水処理をやることが、非常な利益をもたらさないといたしましても、パルプ会社において、パルプになる部分は、必要とする木材のほんの一部分であり、大部分は、汚水の中に混入して廃水として海に流れていってしまうということを考えますと、経済性というものにもいろいろございますが、利益が二割にならないからやらないとか、三割にならないからやらないというものではなくして、国家的見地に立って、工業用水という問題とも関連して、この汚水の中に夾雑されておる有機物の回収をやるこ
