もう一点総裁に伺つておきたいのは、企業体であるが故に、事務にあらずして……先ずやることはおおむね事務と仕事というふうに分けると一応はつきりするようなしないような点もあるかと思いますけれども、総装はおわかりだろうと思うのです。国鉄はさつきも申上げましたように、公共企業体であるから普通の民間会社とは違いますが、併し事業であることは確かでありますから、事業はおおむね重役が計画して、そうしてそれを下に及ぼすのが事業であるわけです。そうすると、今日の国家公務員なり各省のやり方を見るというと、起案する人は大抵昔で言えば属官という形のほうから案を具して上に持つて来る。そうしてその昔の属官と言われた人が長い間或る一点の巣を食つておつて、そうして仕事
