農林大臣のおっしゃることをちょっと考えさせてくれ。何でも人の言うことをオーライ、オーライというお答えばかり私できないので、大蔵大臣は大蔵大臣の立場から検討を加えるということだけはお許し願いたい。
農林大臣のおっしゃることをちょっと考えさせてくれ。何でも人の言うことをオーライ、オーライというお答えばかり私できないので、大蔵大臣は大蔵大臣の立場から検討を加えるということだけはお許し願いたい。
これは農林大臣のお考えは否定したわけではない、農林大臣のお考えをお聞きしまして、そうして大蔵大臣として考えてみよう、こういうことなんでありますから、否定したわけでもなんでもありません。
三十三年度の予算の編成については、きのうもたびたび御答弁申した通りでありまして、具体的なことについては今後考えていく、これが大蔵大臣のただいまの考えであります。
これは先ほどから言うように、小出しに今大蔵大臣はこの分はこう、この分はこうというふうに申し上げる段階にまだ来ていないのです。三十三年度の予算の編成については……。しかし今いろいろお話があったそういう経路はそれは十分承知しております。これ以上私は今申し上げることはありません。
私はものの考え方が、江戸のかたきを長崎で討つようなことはやらない。このことがいいか、このことが悪いか、一つ一つの善悪、合理性に基いて判断する。
国有財産のうちで、離職者の活用に適するようなものもあると思います。そういうものはできるだけ活用していきたい、かように考えておるわけであります。
私は前から、日本の経済は勤労大衆とともにいかなければならぬということ、勤労大衆によって日本の生産性を高めていくということ、これは変らぬ信条です。これはあらゆる機会に私は表明した。従いまして今日のような経済情勢においての雇用という点については、やはり非常な心配を持ち関心を持っております。従いましてそういう点については、予算編成についても十分考慮するようにいたすつもりであります
すぐそのお答えになりませんが、社会保障がそれほど進んでいないときにいろいろ社会保障に類する給与関係がたくさんできておる。そういうものを私は一ぺんずっと見直して、そして社会保障制度一本というようなものにまとめ、そしてほんとうに社会的条件で生活が非常に苦しいとか、そういうものに対して国家が手を差し伸べる以外にはありません。それはむろん国家財政や国力に相応しなければなりません。同時にそれなら一方で、まあそういうところはがまんして、やらなくてもいいというところがありますれば、それはやめてもらいたい。そういうことがはっきりすれば大蔵大臣も考えるつもりであります。
御承知のように、日本の経済の現状は、投資が行き過ぎたといいますか、投資景気が高まって、その結果、これは大体輸入によってまかなってきておるのでありますが、国際収支が悪化した、こういうような状況であります。日本の経済の伸びといいますか経済活動は、どうしてもある程度繰り延べといいますかスロー・ダウンする。そうしないと、一向輸入力はないが、物資の需要は非常に多い、そうすれば物価騰貴というような傾向をたどることは当然考えられます。ですから、来年度におきましては、私の予算編成の一番基本的な点は、経済に安定を与えて、その安定の基礎の上に今後日本の経済がさらに拡大をしていくという条件を整備するというところに大きな考えを置きたい、かように考えます。
私ここで大まかなことを申し上げますが、なお御不満でありますれば事務当局からお答えいたします。本年の九月末の現在で八億七千五百万ドルであります。この中で約二億七千百万ドルというものは早急に回収が困難なものであります。それから、外銀ユーザンスその他の短期の借り入れ、いわゆる債務、これが四億七千四百万ドル、それから、九月末で一応輸出手形の買い持ちになっておるのが一億四千八百万ドル、これを差し引いてみますと、九月末で実質的に保有しておるというのは二億七千万ドル、大体かような数字になっております。
資金、特に民間資金を計画化しろという考え方に私異論ありません。これはぜひともそういうふうにしたいと思います。ただ金融の性格からいきまして、金融は計画化するにしても自主的な形においてするのが適当であるということも今なお私の信念であります。ただ従来の例に徴しまして、その自主的が必ずしもうまくいかなかったということも事実であります。従いましてこの点について適切な施策と反省を加える必要があるということも、私は異論はないのであります。なぜそれなら従来自然調節作用がいかなかったかといえば、やはり敗戦後における日本経済のすべての面における非常な不均衡あるいは秩序が回復していなかったという点に多くあると思う。今日におきましてはそれが相当回復したと私
ただいまの資金の規制について立法化する考えがあるかどうかという点でありますが、これはそういうふうにして法律できめると資金調整の弾力性を失うというおそれが多分にあります。また従来の統制の点からいきまして必ずしもいい結果が出ていない、いろいろ考慮する点が多いのであります。そういう点について私はなお踏み切っておりません。おりませんが、先ほど申しましたような、民間においてみんなが知恵を出し合って考えた結果の資金規制の限界というものがどういうものであるかを明らかにしてからさらに検討をしてみたい、かように考えております。 それから金融制度につきましてはただいま金融制度調査会に、日本の金融制度というものは占領治下でできたのであるから、これは一
明年度の予算につきましては、具体的なことは今何も申し上げる段階に達しておりませんが、基本的な考えとしては、先ほども申しましたように、来年の経済の安定を回復するということが一番中心になっておりますので、かりに歳入がありましても、日本経済の安定に阻害を与える、特に刺激的になるというふうなことがあればこれは差し控えなくてはならぬという点、これを最もポイントに考えておるわけであります。また、そうするとたとえば場合によっては、歳入は相当ある、それだけ歳出が考えられる、そういうときは一体どうするか、これにつきましては、今後それを具体的に経済に刺激を与えないような形においていかに扱うかということは、なお考えてみたい、こう考えております。
今年の上期の国際収支は約四億九千万ドルちょっと赤字になるものと思います。下期は、その外貨予算編成の基本方針自体がバランスをとる、収支とんとんにする、こういうふうな考え方でありましたので、私は下期はバランスがとれる、かように考えております。そうしますと、本年の国際収支は概して六億数千万ドルの赤字というふうに一応考えていいんじゃないか、あるいは今後の輸出増強によって若干赤字が減少するのじゃないか、四億ドルそこそこというところに持っていければけっこうだ、かように考えておる次第でございます。 それから、そういうふうだからこの際前途を楽観していいかといえば、決してさようでありません。今国際収支がいいのは輸入を押えている。同時に従来輸入が多
その問題について御質問の点に関しまして、現在これに対して責任を負わなければならぬとするならば、総理大臣初め全閣僚が連帯して責任を負うべきである、かように考えております。
今の御質問に端的にお答えいたします。それは非常に私はむずかしいと思います。たとえば人間が病気になりますのに、今かぜが流行しておる、かぜの流行が悪いのか、本人の不養生が悪いのか、なかなか判断つきません。(笑声)
私は今ここでそういうふうな行き力で――御質問でありますから、お答えもしなくちゃならぬのですが、そういうことでいろいろと論議を進めるのは、どうも私自身としてはあまり感心といいますか、はなはだ悪いのですけれども、どうもお答えできにくい。私はそうでなくて、日本の経済は病気々々と言われるのですけれども、その病気がどうなのか、申し開きした方がいいと思う。そうすると、その病気がはっきりする、こういうふうに考えるのであります。私は日本の経済が健全性を失なっていないと思う。大体世間では見通しということをよく言われるのです。見通しについても三十二年度に輸出は二十八億ドル、これを達成するということがむずかしいと言うが、これは日本の経済の一番大きな根幹だ
先般発表しました基本構想は、これは基本構想としてあれを守っていくつもりであります。
今後あの基本構想のもとにおきまして、具体的に予算を編成するのでありまして、この予算を編成する場合におきましては、あの基本構想を守っていく決意を私は持っております。こういうことであります。
たびたび御答弁申し上げましたように、具体的の三十三年度の予算の編成については今後にあるのでありまして、今ここで予算の規模とかどうとかいうことを申し上げるのは、今の段階では時期でない。ただ歳出の自然増等いろいろとお話がありましたが、私どもは、基本構想だけについては発表してありますので、疑問があればお答えしますが、そういうふうな自然増その他の増がやはり考えられる。ところが一方経済――あの前文をお読みになられれば、経済を安定させて、その安定の基盤の上において今後の日本の経済を拡大していく、その基礎的な条件をここで整備すると、こういうふうにうたってあるのですから、それだからなかなかそういう歳入があってもできぬ、それで極力最初は押えるというこ