それは、なるほどそういうふうにお考えになれば、いかにもそういうふうになるかのように考えられるのでありますが、それは、私に言わせれば思い過ぎなんです。なぜかといいますと、第一に、政策委員会がなくなれば中央銀行の中立性がなくなると考えるのは、これまた一つの独断です。問題は、中央銀行の中立性を保たせるためには、どういうふうにするのがいいかということなので、今の政策委員会というものでなくてはならぬのか、あるいはそのほかにあるのか。それは、世界において中央銀行はどこの国にもあるのですけれども、こういうふうな政策委員会制度があるのは、十二の中央銀行のあるアメリカに限られておる。イギリスにしてもどこの国にしてもそういうものがなくして、なおかつ中立
