しばしば申し上げましたように、地方財政につきましては、三十一年度に抜本的にこれが対策を講ずる、こういうふうにいたしておるのであります。そういう関係から、この三十年度におきましての措置は、交付税の税率の引き上げによりませんで措置を講じたわけであります。今回のこの措置において、なお財源として公共事業費にこれを求めたのはどういうわけか、こういうような御質問もあったのでありますが、これは、御承知のように、公共事業につきましては年々巨額の繰り越しを生ずるのであります。昨年度等におきましても、節約をした上、さらに年度末には五、六十億程度の繰り越しが出ておる、こういうふうな状況であるのであります。本年は特に二回も暫定予算を出した関係から、相当巨額
