社会は連体でありますから、政府といたしましても生活困窮者に対しまして、最低限度の生活を保障するに遺憾なきを期するようにいたさなくてはならぬことは、私も全くその通りと思うのであります。同時にまた、このことが単に保護救済に終らずして、労働の再生産といいますか、この勤労者の場合には、自立更生というそういう役目が果せるような適切な指導をして参らなければならぬと考えております。こういうような見地に立ちまして、実は三十年度の予算におきましても、私としては約五十億円ばかり増額しまして、全部で社会保障が千六億ぐらいになっておると思いますが、できるだけそういう精神を織り込んだつもりをいたしておるわけであります。 なお、この財政上に社会保障費がどう
