この條文のことにつきましては、私は甚だそういう技術を持ち合せませんので、大藏省の方に御質問を願いたいと存じますが、ただ現行の日本銀行法の第三條の、「國ノ事務」ということですが、どうせ事務はいろいろ政府の御委託を受けてやつておる事務があります。この事務のことで、政策は國が定めて、そうしてその事務を日本銀行にやらせておると、この今の三條の意味は解釈しております。そういうわけで、新らしい事務のこととかその他については、大藏省の方に御質問下すつた方がよかろうと思います。
この條文のことにつきましては、私は甚だそういう技術を持ち合せませんので、大藏省の方に御質問を願いたいと存じますが、ただ現行の日本銀行法の第三條の、「國ノ事務」ということですが、どうせ事務はいろいろ政府の御委託を受けてやつておる事務があります。この事務のことで、政策は國が定めて、そうしてその事務を日本銀行にやらせておると、この今の三條の意味は解釈しております。そういうわけで、新らしい事務のこととかその他については、大藏省の方に御質問下すつた方がよかろうと思います。
これは日本銀行が運用するわけではありませんが、通貨発行審議会は現在通りに残るのであります。こにで通貨発行限度を決める、こういうことになつております。無論その通貨発行限度を決めるにつきましては、物動計画から生産計画、すべてそういう方面の詳しい資料と計画がなければ、資金面からなかなか発行することができません。從いましてこの仕事は安定本部で立てることと思います。仮にこの委員会でやるということになりますと、委員会の中に又通貨安定本部と同じような組織を持たなければできないということになりまして、事実上そういうものが委員会でできるべき筈はないと私は思います。
お説の通りであります。今日の日本銀行の理事というのは、政策委員会でお決めになつた財策をエクシキユートするというわけでありまして、お説の通りに考えます。
大変むずかしい御質問であるように思いますが、これだけで果してできるかどうかという点は、これはいろいろ意見があると思いますが、無論いろいろと他の法律或いは命令で補完する必要もあるだろう。例えばお話のうちで市中銀行をして或る特定なものへの融資を先にさせるというようなことは、私共はこれは融資準則、融資規正のあれが残りまして、これで産業資金をそれぞれの分野で確保する。こういう方法で大体この政策委員会のやりますことは、本來の中央銀行、どこの國でも中央銀行がやつております、本來の中央銀行のフアンクシヨンを如何に適正且つ妥当にやるか、その政策をとるか、從つて本來の中央銀行がする以外に亙るというような、例えば統制的なもの、或いは又行政的な権限を持た
私はこの金融機関が今日の日本の経済の状況、或いは國情に顧みまして、十分公共的な立場からやつて呉れるということを確信しております。決して金融機関が公共的な立場に立たずに資金の運用をするということは私はないと思います。特に融資規正というようなものは相当強い。これは市中銀行に対する規正と言いますか、いわゆる資金統制になつておりまして、そういう点は尚できるだけ私共も金融機関ともども努力いたしてやつて行けると思います。
今見返勘定の金が出る、その前に繋ぎ資金の問題、これは日本銀行は金を出すと言つても、なかなかいかんのじやないかという御質問でありますが、これはそうではありません。この繋ぎ資金として出す場合には、すでに具体的なものが先に決まつておるのです。例えば何会社のどこの工場をどういうふうに補修をする、それに設備資金が要る、それするとその場合に、具体的にどういうふうになるかと言えば、先ずその会社の取引先の銀行がある。場合によつて資金量が大きいと、自分の方だけではいかんからと言うので、これが日本銀行の融資斡旋に來ます。そうするとそれならと言うのでその銀行が幹事になつて、外のこれこれの銀行も出す、こういうふうになつて、それでそれぞれ具体的に市中金融機関
それはこういうふうに私は考えております。それは復金というようなああいう機関がありますれば、そういう資金の調達が比較的容易であるということは言えるのです。併しその容易であることが必ずしもそれがすべていいとも限りません。これはいろいろな点があると思います。私共は復金があろうと、ありますまいと、それは資金調達が容易であるかどうかという問題で、日本の経済を安定させて且つ復興させるに必要とするだけの資金量というものはどうしても出さなくちやならん。さもなくば日本経済の安定も復興も望めない、こういうことであります。それで復金がなくても、それは当然中央銀行として責任を以て必要資金は出すように配慮して行く、こういうことになると思います。
今復金がないために、設備資金、特に市中金融機関から出しにくいような設備資金の調達に苦心が要る。なかなか実際問題としてむずかしいのじやないかというような御意見は、私その通りと思います。併しそれは復金というものは、もうああいうふうのことになるのだ、なつた以上は、復金についていろいろ考えて見たところがもうどうにもできない。そこで復金もああなつた。いろいろ設備資金の調達を初めといたしまして、全体の金融がなかなかむずかしくなつた。そこで私はやはり政策委員会で、産業界の方も農業の方面の方も入り、それらの意見をよく取入れて、そうして今後の金融政策をやつて行くということは、そういうふうに、できるだけそのときの情勢の許す範囲で最善なる方法を盡して行く
私はこの納付金の金額等については、未だここで言うことは何ですが、経理につましては、大藏省の監督又は会計檢査院の檢査を受けて嚴重にやつております。納付金を納めなかつた当時は、無論これは日本銀行の内部の措置……、これはもうすでに済んだことでありますから申しますが、戰爭の結果の損失を償却したのであります。そうして只今はその償却が済んだので、法律の規定に基いて納付する、こういうことになつておりまして、その都度、それぞれ関係の御認可を受けてやつております。
この法案を作ります場合に、私共も関係方面との御相談がありまして、まあ、自分としても今提示されておる法案が一番よろしいというように考えております。
これはもう御意見がいろいろありますが、なかなか線が引きにくいですから、いろいろとこちらの方も一人、こちらの方も一人というふうになかなかむつかしいと思います。まあ私共はこの原案がよいというように考えております。
今の御質問は要点が二つあるように私考えております。一つは政策委員会を日本銀行の外に置いたらどうか、こういう御意見ですが、これはその委員会が一体どういう仕事をするかということによつてもこれは違うかも知れません、が併し中央銀行のなすべき政策を決める、こういうような委員会としても、実際の中央銀行の仕事をやつてそれを通さなくては、なかなかどういう政策をやつてよいか分るものではありません。外に置くとそういう関連がなくなります。そうして日本銀行自体がいろいろな資料を持ちまして、又日々に金融を中央銀行としてやるから知つておりますが、併し自分自身としては政策をやらない。こういうことにもなる。それでやはりこれは中央銀行の中に委員会を置く。委員会は何も
先程ちよつとお答えして置いたが、無論監督ということもあります。これは委員会の最も中心な、積極的な性格はどこにあるかというような意味であります。
そういうことになります。
これは私はこの前の趣旨はあれ、今回のは今回の、こういうふうに思います。必ずしもこれに関連を付けて考えてはおりません。
今の御質問の点は、それぞれ人の見方で又如何ようにも見えるかと私は考えます。併し私は今回のこの改正は、特にクレジツト、信用政策というものがなかなか今後重大なるものでありまして、そこでできるだけ最も適正なこの政策を樹立するに必要な処置をとる。これが一般のいわゆる公の機関の民生化とどういう関連を持つか、無論結果として私は民生化にも役立つたと思います。併し最も狙いの重点は、今後の國の信用政策、最も公正な立場でやり得るのにはどういうふうにすればよいかという点に狙いがある、こういうふうに私は考えております。
只今の御質問でありますが、或いは私の理解が惡いのでありましようが、はつきりしないところもあるのですが、官廳の、例えば大藏省に從來ありました権限で一部が政策委員会に移る、こういうことはあります。これは併しそういう事柄は、こういう政策委員会に移した方がよろしいという事柄自体の性質から來ておるのでありまして、移す方が國のためにいい、こういうことであります。それからそれならば、そういうふうに移した場合に民間の人々に、先程民間と申されたが、民間という意味がどういう御意図があるか私は分らないのでありますが、民間というよりも大きな一つの中央銀行の中における組織として委員会の権限、無論その委員が民間から出るが、別に民間の利益を代表するという意味合で
それではお許しを得まして、今後の金融の情勢につきまして若干お話しいたします。昭和二十三年に入りまして、御承知のように日本の経済というものが相当安定の兆を持つて参りました。それまでというものは大体インフレというので進んで参つたと申して差支えないと思います。そこでこの國内のそういう情勢と共に、國際情勢乃至又はアメリカ自体の経済の情勢、こういうことからいわゆる日本の経済の自立を早める。そこで御存じの九原則、從來それまでに日本の経済をどうするかという根本の目標というもの、そういうものが必ずしも私自身の考えでははつきりしていなかつた。言換えれば、それまでというものは、例えば極く分り易い言葉で申上げれば、安定か復興か、こういうふうなこと、どちら
包括的にああいうふうになつておりますが、まあああいうふうになりますれば十分できると思います。尚どういうふうにして檢査する人を集めるかというような問題がありますが、これは恐らく日本銀行の方に委員会からお話があるというようなことになるのじやないかと思つております。これはそのときにどうすればいいか、委員会で研究をされていいと思つております。
それは委員自身でおやりになるということはないと思います。御命令でおやりになるだろうと思います。或いは又この委員会ができた後の委員会の御意向によるだろうと思います。場合によつては俺がやるという人があつても差支えないと思います。