お尋ねでございますので、簡単にお答え申し上げますが、昨年の五月から日本の経済の急激な伸び、しかもそれが投資に起因しているということにありましたので、総合的な引き締めの政策をとりましたことは御存じの通りでありまして、その結果、当面国際収支はよくなりましたが、しかし国際収支がよくなったということは、むしろ現象形態でありまして、そういうふうな現象を作り出す原動力は、では一体どういうふうに変化しつつあるかということが大事であります。その後の情勢をみますと、投資も初めは政策的に、たとえば財政投融資について一五%の繰り延べをするという政策的なやり方をやりまして、当初押えていたのでありますが、その後の情勢は、漸次この方針が民間各産業にも浸透するに
