お尋ねのドミニカ共和国が、成立以来非常にたびたびの政変をやりましたことはお示しの通りでございます。しかし、トルヒーヨ元帥が一九三〇年に政権を握りまして以来、ドミニカの政情は一変いたしまして、非常なる安定を続けて参ったのであります。彼は極力国内の産業発展に努めまして、そうして、かつて彼が政権を握る前は、海外に非常な借金をいたしておりました。また、貿易も逆調を続けておったのでありますが、彼が政権をとって以来、極力産業の発展と海外貿易の伸展をはかりましたために——私が参りましたのは昭和二十九年であります。これが最初であります。その当時におきましては、財政は全く革新せられて、一九四六年には外債ですね、それは全部返しました。それから、一九五三
