その第二の購入代金払込証明書の問題について特に伺いたいのですが、当時の銀行の扱い人が特定できる、その人は何を証明できるのですか。
その第二の購入代金払込証明書の問題について特に伺いたいのですが、当時の銀行の扱い人が特定できる、その人は何を証明できるのですか。
その銀行の方が自分が書いたんだというのは、宮澤さんがじかにお聞きになったのですか。
私は、本当にこれは理解しがたい話だと思うのですね。前国会でのあなたの説明だと、服部秘書が、これは個人のお金だと言って三千万円を松本秘書に渡して、それで、悪いけれども、個人の口座だけれども払い込みに行ってくれと言って、松本秘書が銀行に払い込んだとなっています、受け取って。——向こうから来て、要するに銀行に渡したことになっています。 ところが、その三千万円のお金をわざわざ服部秘書から頼まれて、個人のお金を払い込んでくれというときに、その松本秘書が、これが宮澤事務所の金か頼まれた服部個人の金か区別しないで三千万円、まあ宮澤さんのところなら三千万円ぐらいならばした金かもしれないけれども、しかし普通の常識からいえば、三千万円のお金を銀行に
事務所の金でないことがすぐわかったのを銀行に払い込むときに、それが事務所の金扱いされているか、それとも服部個人の金として扱われているか、それを区別しないで、確認もしないというのは極めて不自然じゃないですか。
これは、だけれども、リクルートの株式を買うための代金が相手側に振り込まれたわけですね。それがだれの名義で振り込まれたかということは大事な問題ですよ。それが、松本秘書が意識しただけで、銀行に話をしないはずがないと思うのですね。これが第一の疑問です。 それから第二に、宮澤さんは、これは相手の銀行員が書いたんだ、そのことを証明できるということを言いますけれども、私、その点についてもいろいろな銀行の関係者から、これは不思議な話だ、そういうものは大体銀行員が書くべきものじゃないということを随分聞かされました。 それで、私、今どんな銀行でも「業務要領」があるわけですね。例えば三菱銀行でいいますと「標準手続」といって、そういう振り込み依頼
大事なことは、あなたは詳しく説明したと言うけれども、それは全部伝聞なんです。さっきも松本氏から聞いたんだと言いました。それから、長いつき合いだから信頼できると言うけれども、前の河合氏の名義でやったという話のときにも、服部秘書からの伝言をあなたは国会に四カ月にわたって説明して、服部秘書との間は長い間の関係だから信頼できるんだということを繰り返し国会で言いました。ですから、そういう疑わしい問題について伝間ではこれは我々として受け取るわけにいかないわけですよ。 例えば、あなたは松本秘書を信用されているようですが、あの三年前の八月から十一月までの間、あなたがあの取引は服部氏が河合氏に名義を貸してやったんだという説明をずっとやって、その矛
しかし、服部氏に頼まれて三千万円を、個人のお金を三菱銀行に払い込んだということは、明らかにその関係の事実を知っている一人ですよ。そういうことについて、あなたに全く説明をしないわけですか、秘書は。
新しいシナリオが出てからじゃないんですよ。前の、河合氏に名前を貸したという説明をあなたが国会で何遍も何遍もやっていたときに、それとは違った事実を経験していた松本秘書があなたに、あれは違いますよという助言はしなかったかと言っているのですよ。
いや、当初は違うはずでしょう。だって、当初は松本秘書が服部氏に頼まれて金を振り込んだという話は全く出てなかったわけでしょう。一昨年の八月から十一月まであなたが国会で、河合氏に名義を貸したのだ、河合氏に名義を貸したのだと説明しているときの。話ですよ。その後ずっと答弁を聞きながら、あなたの信頼している松本秘書は、それは事実と違うということを言わなかったのですか、あなたに。
じゃ三年前の八月から十一月の間にあなたはそれを聞いていたのですか。あなたが国会で、河合という話は全く事実無根でしたと釈明をされたのは十二月一日ですよ、三年前の。その前四カ月間は、河合名義だ、河合名義だという説明を繰り返し繰り返しやったのですよ。そのときに、それを見ていた松本秘書が、それは違いますよということをあなたに一言も言わなかったのかと聞いているのですよ。
じゃ、河合氏に名義を貸して河合氏が全部取引をやったのですと説明したときも、あなたはあの三千万円の金は宮澤事務所で松本秘書が銀行に渡したのだということを知っていたわけですか。
奇々怪々なんですがね、そうすると。 そうすると、あなたはその話を知りながら、三年前の八月から十一月末までの間には、宮澤事務所は関係なくて、それで河合なる人物の取引だ、取引だという答弁を国会でしてきたのですか。
その、前というのはいつかということが問題になるのです。私が言っておるのは、リクルート事件が明るみに出てあなたの名前が出てきたのが三年前の七月。それであなたがそれについて最初の説明をしたのか八月の国会で、そこではあなたは我が事務所は関係ない、服部秘書がたまたま河合なる人物に名義を貸しただけで事務所は一切その取引に関係してないということを説明された。それが十一月の末まで続くわけですよね。それで、十二月一日の再釈明で、今までの説明は全く事実が違っていた、服部秘書が個人でやったんだと説明が変わった。その変わった段階で松本秘書の話が出てきたのだと思うけれども、私が言っているのは、あなたが第三者である河合氏なる人物、河合氏にいわば未公開株の取引
不思議な関係ですね。三千万円の問題をめぐる取引が問題になりながら、それで自分の事務所の宮澤喜一氏が国会でその問題をめぐって非常に苦しい答弁をしておるのを見ながら、自分が三千万円その時期に払い込んだことについて、服部氏に頼まれて払い込んだことについて何にも気にしないというのは私は大変な関係だと思いますけれども、常識的に言えば、そのときには私はそのシナリオに忠実に松本氏は行動していたと思うのですよ。 もう一つ聞きます。 最初の、河合氏なる人がリクルートの株の取引の当事者で宮澤事務所は関係がないという話をつくった責任者はだれなんですか。最初に、つまりリクルートの話が出ましたね、三年前の七月に。あなたは八月に国会で説明をしました。そ
それで、あなたが服部恒雄氏を信頼して、あなたがそのシナリオの作成に関与していなかったということを一応前提にしてですよ、あなたの説明のとおり私は言いますけれども、あなたはその服部氏の説明を信用して国会に紹介して、ずっと四カ月間頑張った。ところが、それが全く事実無根だったことが明らかになって、それで国会でそのことについてあなたは釈明したときに、こう言っていますよ。秘書から受けました報告をそのままに申し上げておりますので御信用くださいと今まで言ってきたが、最後の再釈明では、秘書の報告をもとに国会で御説明をしてまいりましたが、結果として事実と著しく相違しておりましたことはまことに申しわけない、これがあなたの再釈明だったわけですよ。 今度
現金だから宮澤事務所と関係ないというのは、それは通用しないですよ、これは。さっき私が、あなたの説明は、銀行員が書いたんだという説明は、三菱銀行のマニュアルからいってもおかしいと言った方がよっぽど客観的根拠がありますよ。だから、そういうことを責任ある立場で明らかにするために、これが宮澤事務所と関係ないのか。たまたま服部氏が株式の約定書のときに間違えて宮澤と書き、それから振り込みのときにも間違えて松本と書き、やったのか。それともそこに書いてあるのが自然な姿で、宮澤事務所の取引であったのか。それをはっきりさせるために、実際の中心人物であった服部元秘書と、それから服部元秘書に頼まれて振り込んだという松本秘書の責任ある説明を聞きたい、当然じゃ
そのあなたが出した書類がさらに疑惑を生んでいるわけですから。その疑惑は私が説明したとおりです。ですから、私は証人喚問をあなたも応じなさいということを言っているわけですよ。 なお、あなたが言われた点ですが、これだけ一つつけ加えておきます。 三年前、その当時、あなたが書類が出ない出ないと言っていた時期に、ある新聞は、あれが出ない出ないと言っているのは払い込み依頼書が服部氏とは別の名義になっているからだという話も出ているということを既に三年前に紹介していたのですね。それで、出た書類はまさにそのとおりになっていたわけで、私たちはそこがいよいよ容疑を深めていると思います。 それで、しかしそれだけで結論を出すわけにはいきませんから、
じゃ続いて共和問題ですけれども、総理は、共和問題が出てくると、これは司直の手に調査をゆだねてあるということをしきりに言います。しかし、ロッキード事件以来の国会の議論の中でも、司直の手にゆだねるべきいわば刑事犯罪に属することと、それから政治的道義的責任に属することとはおのずから範囲が違うわけですね。 それで、国会で採択した政治倫理綱領でも、疑惑があったときには速やかに解明する努力をするということを基準の第一に挙げていますけれども、その点は当然贈収賄の明白な犯罪になるとかいうような、犯罪にならないでも政治的道義的責任が問われるときには積極的に進んでそれを明らかにするというのが基本でしたね。ですから、その点で、この共和の問題が出てくる
報道があったときに、あなたは、ではそういう報道が、宮澤派に関して疑惑がある、あるいは阿部議員の言明として、自分の派の有力者の名前を挙げて、この有力者に金を配る必要があるんだという報道がされる、そういう報道を耳にして、そういう疑惑があり、現にその人物が逮捕されて捜査も受けている、そういうことを目の前にしたときに、あなたは宮澤派の責任者として、そういう事実があったかないかについて自分から進んで調査する気にはならないのですか。だれかを呼んで確かめるとか、それから自分の周辺にそういう資金が流れていないか調べるとかいうことは一切やらないのですか。
政治倫理綱領では、疑惑が出されたらそれについて進んで調査して、真相を国民の前に明らかにするのが政治家の務めだということを決めているのですよ。当然、そういう疑惑が出されたら、自分で調査して明らかにするのは当たり前じゃないですか。 この問題については、あなたは、では何をするつもりですか。ただ検察の結論を待って、それが出たらそれに応じて対応するということだけですか。