私は、まず最初に、昨日発表されました政府の日中問題に関する統一見解に関して、総理の御見解を伺いたいと思います。 二月の二十八日に、総理が、台湾は中華人民共和国の領土であるという趣旨の発言をこの予算委員会で行ないました。私はこの発言を聞いていて、これはほんとうに責任ある立場で真剣に行なわれたものであるならばきわめて重大な発言である、当然これは事柄の性質からいって、これまでの政府の対中国政策の変更を前提にしているか、それともそれを予想させる性質のものであるというように考えました。しかし、これがどうもあまり責任ある真剣なものでなかったらしいことは、この発言が問題になって以後、政府のあわてぶりゃ、あるいは国際的な反響を見てのいろいろなう
