政治家としてのゴルバチョフ氏の指導力というものに対しては私は大変敬意を払っております。つまり、一つの大きな歴史を変えていくわけでありますから、相当な信念を持って改革をやらなければならない。さらに、ソビエトの中だけじゃなしに、いわゆるワルシャワ条約機構の中での各国のそれぞれの自主的な要求をそのまま、ブレジネフの時代と違った形で、これを認めていく。さらに、今先生御指摘のように、いわゆる「プラハの春」におけるワルシャワ条約機構軍のとった行動が過ちであったということをソ連も認める。こういうことは大変勇気の要ることでありまして、そういう意味で大変大きな敬意を払っているということをこの機会に申し上げておきたいと思います。
