第一点の、八割五分の財産を日本が請求をしているという点でございますが、こういうことを日本が言ったことは一ぺんもないのであります。日本が会談で申しましたことは、平和条約第四条(b)、によっても、このまま日本が財産を失ったという解釈にはならないじゃないか、少くとも全然保障なしに財産が奪われたという解釈にはならないじゃないかということを指摘したわけでありますが、それを韓国側は反対したのであります。それだけでありまして、日本側は幾らの財産を返せというようなことを言ったことはないのであります。八割五分という数字はおそらく先方が何らかの資料で言ったのだと思いますが、全然われわれは心当りがないのであります。かつて会談の過程におきまして、日本代表か
