サミットの席上で外国の代表から日本は貯蓄過多である、その原因の一つにはマル優という問題がある、そういう質問がかなりありまして、それに対して私は、この問題は改革を今やろうとしておる、したがって、この間税法として提出したけれども、残念ながらこれは成立しなかった、できるだけ早い機会にこういうものは改めたい、そういう願望の表明をしたのであります。理由は、今までここでるる申し述べたとおりであります。
サミットの席上で外国の代表から日本は貯蓄過多である、その原因の一つにはマル優という問題がある、そういう質問がかなりありまして、それに対して私は、この問題は改革を今やろうとしておる、したがって、この間税法として提出したけれども、残念ながらこれは成立しなかった、できるだけ早い機会にこういうものは改めたい、そういう願望の表明をしたのであります。理由は、今までここでるる申し述べたとおりであります。
マル優制度を廃止するのは軍事費のためだというのは、全く荒唐無稽の話です。
その立場は一貫して変わりません。厳正公平な捜査が今も続行していると確信しております。
まことに遺憾な事件でございますが、厳正公平に処理いたします。
核兵器廃絶はかねてから私が主張しておるところであり、ベネチア・サミットにおきましても同じように主張してきたところであります。ただ、現実的な軍縮交渉におきましては、均衡論に基づく抑止力、そういう議論に立っておりまして、いよいよレーガン・ゴルバチョフ会談を迎えるに当たりまして、このレベルダウンの水準をできるだけ低くするように、そのためにソ連の方もアメリカの方も誠実に努力してくれるように、そういう趣旨のもとにあの声明は出しましたが、建設的な対応を期待する、そういう趣旨の言葉で出ておると思っております。
一方的に廃止するという主張や何かがないとは限らない。相手が何を言おうと、思おうと、自分の方でこれはやめたと言えば、それは天に通ずる、そういうような宗教的な響きすら感ぜられる、そういう主張もないわけではない。
それは全文読んでみないとわかりませんが、私がいろいろ話し合った人々の中には、やはり核兵器というものによって戦後は現実問題として平和が維持されてきた、そういう均衡状態が崩れた場合には戦争が起こり得る、そういうことを強く主張した人は有力な政治家におります。外国の有力な政治家です。
通常兵器と核兵器というものは、実際は、例えばヨーロッパの正面なんか見ると、バランスがとれて行われていますね。ですから、両方のバランスが必要であるという議論は私は成り立つと思うのです。つまり、片っ方が核兵器が非常に優勢である、それと同時にまた通常兵器も非常に優勢である、それに対抗する片っ方が通常兵器は劣勢である、しかし核兵器は数は少なくても優秀なものを持っている、そういうような場合にどういう机工作戦が行われるかということを考えてみますと、やはりこれは通常兵器、核兵器ともにバランスのとれた形で廃絶していかないとそれは危険性が出てくる、そういう議論は十分あり得るのです。
日本のことを言っているのじゃない。そういう場合もあり得るということで、ヨーロッパの場合なんかを考えると、核兵器と通常兵器とバランスがとれて削減されていかないと、それは戦争の危険性が十分ある。それは戦略家も言っているし、政治家も言っております。
要するに、通常兵器も核兵器も兵器ですから、ですから両方のバランスがとれて廃絶しないというと戦争の危険性がある、そういうことは私はあり得ると思います。
それはそのときの情勢によるので、通常兵器を存置しておいて核兵器を廃絶することも十分あり得る。それはそのときの情勢によります。
今申し上げたとおりです。
外国のことだから、それはよくわかりません。
INFの場合でも、ソ連はシベリアに百残すと非常に頑強に言っているようです。私は、それをやめさせるために先般来あなた方が問題にしている発言をしているわけじゃありませんか。ソ連の百を早くやめてくれれば問題はなくなるのです、その問題に関しては。
さっき申し上げたとおりです。
ですから、手始めにシベリアに百というのをきっぱりやめてもらったらだんだん真意が理解されてくるのじゃないですか。
米ソ交渉でソ連が期限を決めて、自分たちの方だけでも、アメリカの方はどうでも、全部やめてしまおうということを言っているとは私は聞いていない。それは、ほかに核兵器を持っている国があります。残ります。そういうことを考えてみても、果たしてソ連が本当に条約交渉をやる場合にそういうことに踏み切るかどうか、甚だ疑問であると私は思います。
だからこそ検証をしっかりやって前進させようじゃないか、そう言っておるのです。検証問題について消極的な態度をとっておったのは共産党じゃないですか。私は検証をしっかりやれ、そうして前進させよう、そう言っておるのを、何だかんだ言ってそれに対して消極的な態度をとったのは共産党です。ソ連が最近検証問題に熱心になってきたので、ちょっと驚いたのが共産党じゃないですか。
我々が検証をしっかりやろう、検証をしっかりやろうと言ったので、ソ連はそれに従ってきたのですよ。初めは反対していたじゃないですか。自分の国に入って見られるのが嫌じゃないのですか。今でも、じゃ具体的に検証をどういうふうにやるか。人間を常駐させるのか、現場まで見させるのか、そういう具体的な問題になってどういうふうに出てきますか。口先だけでは信用できない。実際にどういうふうに出てくるかは、我々は注目して見たいと思っています。
どうもあなたの話を聞いているというと、ソ連の立場に立っていろいろな御主張が行われているようです。じゃ、シベリアに百残してアメリカはゼロにしておけと言うのですか。今の御主張を見ると、シベリアに百残してアメリカがゼロでもしようがない、それでも我慢しろ、そういう御議論のようですけれども、そういうことは私は日本にとってとらざるところなんであります。