そうすると、実施計画調査でないということになると、泉南沖に空港をつくるということを前提としない調査費と考えて差し支えございませんか。
そうすると、実施計画調査でないということになると、泉南沖に空港をつくるということを前提としない調査費と考えて差し支えございませんか。
そこでお伺いいたしたいのだが、当初計画では泉南沖が大体候補地として挙げられておりますが、一体どれくらい金がかかるのです。本体工事において幾らあるいは周辺整備に幾らあるいはまた環境整備等々に幾ら、これはいわゆる三点セットと言われておるようでございますが、どれくらいかかるものですか。
そうすると、この二兆三千億円にはアクセスあるいはまた環境整備等々の金は入っていますか。
周辺整備、アクセスをつくるということには大変な金がかかりますね。成田新空港ができましてから今日、もう成田空港というのは東京都心との交通が不便であるということは常識になっている。ともかく非常に時間はかかるし大変なところにできておる。私らは成田空港を世界の不評の最たるものだろうと思うのです。そうすると、いまの計画の二兆三千億では橋はつくる。それはそうでしょう、海の中につくるのだから。橋はつくらなければならない。それだけの金ですね。そうすると、その周辺の飛行場に至るまでのアクセスの金は全然含まれていないということになったら、アクセスはどれくらいかかるものなんですか。予想できますか。できなければならないはずなんですが、いかがでございます。
大阪、和歌山の間にこういう鉄道を敷く、こういうのはオーソライズされているのですか。
私がお伺いしておるのは、いまの道路のうちの湾岸道路であるとかあるいは和歌山に至るあの道路、近畿自動車道、これはオーソライズせられておりますけれども、あとは全部オーソライズされておりませんね。あるいは鉄道もオーソライズせられておりませんね。そのオーソライズせられていないのを前提にしておる以上は、新しくつくるものと考えなければいけない。そうするとその金は一体幾ら要るのです。計算していますか。結局建設省の計画に便乗する形になっている。便乗するというよりも、むしろ新しくつくらなければならない金というのはアクセスとして当然入らなければならない。このごろ徳島におきましても、あそこにできるのなら明石との間をトンネルでひとつ鉄道をつくろうじゃないか
あなた局長だよ。しかも、関西新空港を阪南沖に建設しようという意欲に燃えた運輸大臣を長にいただいておる、そこの航空局長だよ。私は、具体的なことを言うときにはこれはお知らせしなければいかぬと思いますが、おおよそ局長というのはこういうようなことは全部精通しておらなければいかぬと思うのです。数千億円でございましょうなんという話で一体審議できますかな。私は決して揚げ足をとるんじゃないのですよ。おおよそどれぐらい——それはまあいいでしょう。おおよそこれくらい大ざっぱな計画なんだ。それで強引にともかく着工しようという考え方は、私はどうも納得できない。 そこでお伺いいたしたいんだが、ともかく二兆三千億円要る。第一期工事までに一兆五千三百億円要る
成田空港というのはどこが主管してやったのですか。運輸省でしょうが。あれが成功しておるとはわれわれ考えていない。あんなような、成田空港のような姿に関西空港をさせちゃいかぬというための、このためにわれわれは質問しているのです。それを、あれを見てくれ、十数年たってあの姿だからあんなことはさせませんなんておっしゃる。あなたが運輸大臣じゃなくておっしゃるんなら話はわかる。運輸省という役所の長でしょう、あなたは。その長が過去の失敗をしゃあしゃあとして人がやったような顔をしておっしゃるのはわれわれ納得いかない。納得いかないところか無責任この上ないと思う。だから、ともかく十分な計画を立て、その上でどういうような問題があるか、しかも金は幾らぐらいかか
そういう過程、しかし、泉南沖ということを決定した上での過程でしょう。そこに私は問題があると思う。現に、地元十三市町村のうちで五市四町が反対をしている。地元が反対をしている。あなたがおっしゃったから、私地元のことを言うつもりはなかったけれども、十三のうち九つまでが反対している。決議しているのでしょう。こういうような実態あるいはまた、環境アセスメントも全然できてないでしょう。こういうようなことであるならばまた考え方が新たに出てくるのじゃないだろうか。新聞紙上で拝見しますと、他の候補地も挙がっておるようであります。その他の候補地というのは神戸沖でございますけれども、阪神沖といいますか神戸沖といいますか、聞いてみると、金額は、これは言うとお
ない、なぜないのでございますか。
しからば、航空審議会がいままで決定したこと全部をお守りになりますか。
しからばその結論としては、航空審議会を私も拝見しますと、大阪空港は、できた場合には廃止するということが欠けておりますが、これはお約束できますか。
その結論は、伊丹空港反対運動をやっておる方々と運輸省とのたび重なる交渉において、大阪空港は新空港ができた場合には廃止するという約束になっておる。このことは御存じですな。その約束をお守りにならずに存廃を検討するというのは私は納得いきかねる、どうです。
いまあなたの読まれた審議会の答申というものは、新空港は現空港の廃止を前提として、その位置を大阪湾南東部の泉州沖の海上とするとなっておるはずです。片一方では、そのときになってともかく考える、廃止については検討するとおっしゃる。これは答申を前提としてと言っている。だから、あなたがここで泉南沖に固執するならば、伊丹空港を廃止するということを前提として話をしなければいかぬ。まあともかく審議会の答申なんというのは、行政機関の隠れみのになっておることは私らも十分存じています。この審議会というものを、学識経験者なんというのをともかくうまいこと使おうとしておるんだけれども、これはどうも政策決定をオーソライズするためにやっておるとしか思えない。しかし
この泉南沖にオーソライズされたのは航空審議会の答申だけなんです。しかし、片方で伊丹空港を廃止するということを、それも前提にしておるのでしょう。ところが、あなたのお話であれば、それはそのときになって検討してみるのだ、こうおっしゃる。審議会の答申というものをそれほどまでにともかく軽視する姿勢が片方においてはある。片方で泉南沖だけに固執しておる。私はどうも納得ができません。 私は、もう時間が参りましたのでこの程度にしますが、いずれにしても、いまの運輸省の関西新空港に対する態度は私らには納得できないということを申し上げまして、質問を終わります。
大臣、あなたは三月に入ったら訪韓されるそうですね。全斗煥大統領がアメリカへ行きまして、ワシントンのプレスセンターで、韓国は日本とアメリカの防波堤と言って演説したことは御存じですね、これは有名な話なんだから。新聞によく出ていた。ところがこの間、私は直接大臣の言明は承っておらぬのでございますが、訪韓をされた際には、日本の安全保障の問題についても韓国と御相談になるという話を聞きまして、非常に危惧の念を深くしておるのでございますが、韓国へ参られますと、安全保障問題についてお話しになるおつもりでございますか、いかがですか。
ところが新聞に出ているのです。大臣は日韓外相会談へ出られると、朝鮮半島の安全もこれまた協議すると出ているのですよ。これは十九日の新聞です。
それならば安心いたしますが、朝鮮半島の安全についてとおっしゃっているのです。「朝鮮半島の安全問題についても韓国側と率直な意見を交換したいとしている。」、こうある。これは、あなたはそういうおつもりで行かれるのだろうと思いますので、せいぜい平和のために御努力を願いたいと思います。 ただ、向こうさんが、プレスセンターの演説におきましても、韓国は日本とアメリカの防波堤であるということを堂々と述べられておる、その中にあなたは飛び込んで行かれるのだ。あなたは平和のために行かれるんだとおっしゃいますけれども、そこらあたりのお心構えがなければちょっとむずかしいんじゃなかろうか、危険な話になるんじゃなかろうか、あなたの意図しない方向に進むんじゃな
せいぜい御努力を願いたいと思うのです。と申しますのは、いまも私は防波堤という言葉を使いましたら、いや、防波堤ではなく韓国は日本とアメリカのとりでである、プレスセンターではこう言っているのです。これはただごとならぬことでございます。そこへあなたは飛び込んで行かれて、向こうさんはとりでのつもりでおるのですから、日米あるいは米韓の間に安保条約がある。防衛条約がある。これが三角関係――アメリカを中心にして分かれておりますが、日本と韓国との間の安全保障と申しますか、防衛問題が直接結びつく可能性すらある。それをまた全斗煥は望んでおるんだろうと私らは思いますので、非常に危ないところに飛び込まれるのですから、よくよく心してしかるべきだと私は思うので
さて、そこで次の問題でございますが、レーガン政権になりましての予算案ができまして、大分問題になってきて、特に対外援助が二六%も削除、もう少し違うようでございますけれども、大きく出てきている。その対外援助を削除いたしますと、今度日本に肩がわりする意向があると新聞紙上報じられておるのでございますが、こういう情報は得られておるのでございますか。