個人消費の伸びというものは、私は案外、大きな期待はできないのじゃないかと思うのであります。使い捨ての時代が終わった、これは確かに、そのような性向がもう国民のすみずみまで行き届いております。したがいまして、もうあの狂乱物価あるいは石油ショックの経験を経た国民というものは、いかにして老後を安泰にするか、生活を十分にするか、あるいは病気になったらどういうことを考えるかということをまず考えるのと、自分の居住生活を安泰にしよう、快適なものにしようという考え方に終始しておると私は思うのであります。その面において、あなたが、経済企画庁が今度大きな柱として民間住宅にウエートを置いて、国民総生産の大きなウエートとして民間住宅の建設ということに重きを置
