河川局長、佐久間ダムの現状はあなたは御存じですか。
河川局長、佐久間ダムの現状はあなたは御存じですか。
佐久間ダムといいますと、これは戦後、ダムをつくらなければ、電源開発をしなければということで多目的ダムとしてつくられたものでありますが、それが計画よりもはるかに速いスピードで堆積が行なわれておるということを実は承ったのであります。こういうようなダムはおそらく利根川上流にもあるだろうし、あるいはまた木曽川上流の御母衣もそうだろうし、関西へいきますとたくさんあろうと思うのです。しかも大ダムです。これがもし決壊するというようなことになりましたならばたいへんであります。その土砂の状況なり佐久間ダムの実態なんかも、あなた方が予想されたよりはるかに速いのじゃございませんか。何年くらい速いのですか。わかっておりますか。
しかし、地震の際には、ダムが埋まってしまった場合には一番あぶないのじゃございませんか。これはどうなんですか。北イタリアにおけるダムの倒壊もございましたし、あるいはまたテネシー川におけるダムの倒壊もございました。堆積したときが地震あるいはまた天然災害に対しまして非常にあぶないのじゃございませんか。
佐久間ダムはいいでしょうが、利根川上流にあぶないところはございませんか。あるいはまた多摩川上流のあぶないところはございませんか。満砂してもだいじょうぶですか。
それでは、河川局長さんの答弁で、ダムに対するわれわれの不安については一応安心していいものと考えて、この問題はおきたいと思います。 もう一つの問題としましては、東京におきましては江東地区、あるいはまた大阪におきましてもゼロメートル地帯が非常に多いわけです。そこで、地下水のくみ取り制限、これは工業用水であれば通産省のかまえになるが、そのために地盤沈下のスピードがおそくなったことは私ども十分に聞いておりますけれども、しかし、依然として地盤沈下をやっておることは間違いない。そういたしますと、先ほども大臣が言われましたが、もしこれに地震による津波あるいは高潮ということが起こったならばどうなるか、りつ然たらざるを得ないのであります。これに対
ともかく、江東地区の防災対策、あるいはまた江東地区のみならず、大阪のようにゼロメートル以下のところは、これは積極的にやらなければものすごい災害を起こすと思うのであります。先ほども大臣の御答弁で、建設省関係における地震による災害の考えられる点は再検討をされ、総点検をされるということを聞きまして、私ども安心いたすのでありますが、これは先ほども申しましたが、人が忘れたころに天災は来るという。これは寺田寅彦さんでしたか、そういうようなことを言われております。ロサンゼルスを一つの教訓といたしまして、常時この点は考えて、そして国土保全のため、あるいはまた人命擁護のために施策をせられんことを強く望んでおく次第でございます。 もう一つお伺いした
大臣はやがて退席せられるそうでございますので、大臣に特に慣行水利権の問題についてお伺いしたい。 いま私ども考えて、一番大きな問題になるのは、用水関係ではやはり農業用水でございましょう。その次に大きいのは電気に使う用水であります。電力会社に水利権を与えておりますけれども、いままでの古い電気事業というのは大体流れ込み式で行なわれておる。あるいはまた、近年になりましても、大きいダムはほぼ電力用につくられておるわけです。したがいまして、電力会社の水利権が、都市用水または下流の人たちに十分に使われるような水の使用方法をはたしてやっておるかということにつきましては、私は大きな疑問を持たざるを得ないのです。単に農業用水だけではなくて、この点を
では大臣、次官が来られたようですからけっこうです。 次に、やはり水の問題でございますけれども、田村政務次官の地元である早明浦ダムの問題についてちょっとお伺いしたいのですが、早明浦ダムにつきましては、先般またまた五十億程度の建設費の増を水資源公団が要求せられたやに承るのでありますが、どういう内容なんでありますか、ひとつお伺いいたしたい。
今後の問題と言われるのでございますが、財投の関係はそういうので、常に、問題としましては一般会計、特別会計は出されるけれども財投関係が出されていない。ここに私どもは大きな不満を持ち、しかも、国家資金が公団に流れていくのでございますから、当然これは予算と一緒に出すべきであるという主張をいたしておるところであります。しかし、いまの総裁のお話でございますと、予算はいま要求しておる段階であるから、今後四十八億について処置するということでは、もうすでに新聞にも出たことであり、地元におきましては大きな不安を持っておるのでございますが、この点明確にひとつお答え願いたいと思うのです。
四十八億といいますと、少し大き過ぎやしませんか。あなたはいま、物価の増によって総事業費が四十八億ふえたとおっしゃいますけれども、大き過ぎやしませんか。何%になりますか。
この問題につきましてはいろいろと問題がある。この入札に際しましても、三月三十日に入札して四月一日に水資源に引き渡したというようなはなはだ不明瞭な——不明瞭と申しますか、当時大臣はやむを得ぬというようなお話でございましたけれども、はなはだ私どもとしては納得のいかぬ問題がある。その次にはまた昨年は増額が行なわれた。これは補償費の増額とおっしゃいました。今度また五十億に近い四十八億が上がっておるわけであります。最初の計画によりましても、これは地元あるいは関係者に御説明になったときには、設計は一年前の設計で実は説明したんだ、上がるのはあたりまえだというようなお話だった。これは水資源じゃございませんで、建設省当局のお話でしたが、河川局長、総額
ここで問題になりますのは、一つは三十八年の設計のまま、四十二年に水資源に引き渡すまで百七十億で四年間過ごしたということです。これが一つなんです。四年たってあれだけ物価の変動の激しいときに、上昇の激しいときに、依然として百七十億としか一般関係者には説明していなかったところに一つ問題があります。その後四十四年になりまして、この国会に出されました資料は二百五十億。その際には、ダムの補償費が増加したから、これが大体四十億近く増加したのだ。そして物価の変動によって十億ぐらい上がったのだという御説明があった。このときにも関係者は四十二年と四十四年とを比べてそんなに上がるわけはないじゃないかといって強い不満が述べられたことは御承知のとおりです。今
政務次官、これはあなたの地元です。百七十億で出発して四年後に二百九十八億ですね。そうしますと何割の増になりますか。わずか四年間ですね。これで地元民を、少なくとも高知県をあなたは自信を持って説得できますか。どうでございますか。
協力せいといっても、こんなことでは協力できませんよ。三十八年から四十二年の総工事費は百七十億で四年間過ごしていった。いま四十六年になると、何と百七十億が二百九十八億になった。これを地元民にのめ、関係者にのめなんて言うことは私はできません。建設省当局は、いままで地元に対しまして百七十億でできるのだといって説得していたが、徳島県は、これに対しては批判的でありました。これを百七十億でできるのだということで費用負担まで、アロケーションまでやってきておる。ところが、これが四年間に百七十億から二百九十八億まで増額する。しかもその四年前までは、三十八年には百七十億、四十二年も百七十億、これで過ごしてきたのです。言いかえますならば、この間の、三十八
総裁にお伺いするのですが、十分調査をさせてほしいということも私はわかります。しかし、その十分なる調査というのはいつまでかかるのですか。これはまさに線を引くわけにはいかぬと思うので、いつまでに十分な調査ができるということは言えませんでしょうけれども、あなた方がほぼ自信が持てる調査はいつ完了するのでございますか。各ルートについてひとつ説明してください。
総裁、そうしますと、四十八年度に着工するのは明石の大橋も同時に着工するのでございますか。
それくらいの調査をやられたならば、その調査委員会で出されました金額と——大体金額は物価の上昇がございましょうが、期間はそれくらいで大体できるのでございますか。どうでございますか。
努力されるということでございますから了承しますけれども、いろいろと調査は十分させてほしいというお気持ちもわかります。ましていわんや、潮流の激しい、あるいはまた台風、地震の予測せられるところでございますので、十分やられることはけっこうでございますが、この橋につきましては、ともかく昭和三十二年から、いまにもかかるのだ、かかるのだということで過ごされてきたわけであります。しかし、初めて総裁から、四十八年に実施設計をやって着工したいというお話でございますので、私どもも安心いたすのでありますが、今後四十八年までは十分な調査をやられるわけでございますから、どうか精力的にこの問題にお取り組み願いたいということをお願いいたしておきたいと存ずるのであ
羊頭を掲げて狗肉を売るということばがありますが、こういうようなことがないように着工し、いつまでに大体できるかということを明確にしながらやっていただきたいことを強く要求いたしまして、私の質問を終わります。
最後ですが、ともかくいまのお話を伺っても感ずるのですが、現在の科学をもってしては、その何とか現象というのは前々から大体おわかりになっておっただろうと思うのです。それをおろそかにしておったのが新潟震災ではなかろうかと思うのです。こういうような問題につきましては、新しい工法を使う場合には、そのときそのときの科学の粋をきわめて十分な調査をやり、かつまた地盤との関係もどうなるかというようなことをやった上で新しい工法をされることを強く要求いたしておきたいと思います。