ともかく研究費が足らない、しかも学者諸君はものに取りつかれたように研究に没頭することによって、初めて創造的なものが出てくるのです。ところが、研究費が少ないがために、先ほども問題になりました高圧酸素タンクにいたしましても、あっちからの費用、こっちからの費用を持ち寄ってつくるというようなことをやっておるわけなんです。八%の伸びといいますけれども、国民総生産に対する比というものが非常に大きいウエートを占めてきておる。アメリカ、ソ連はわれわれはもう問題にせぬといたしましても、ドイツあるいはイギリスよりもはるかに——はるかにといいますか、イタリア並みにしか、第三流国の研究費に国全体の研究費というものが落ち込んでおる。しかも全体の研究費のうちの
