しからば私は総理に申し上げますが、現在の朝鮮の李承晩政権並びに台湾における国民政府政権などがアメリカの援助と制約を受けております姿は、私をして率直に言わしめるならば、まことに植民地的なみじめな現状である。私はあえてそう申したい。私は総理が行つておる現在のアメリカとの間の外交においては、片方においては保守合同も考えて、国内における政権の強力なバツクのもとに総理はアメリカに対してある程度こちらの意見を通したいという努力をせられておると私は善意に解しておるのだが、客観的に見て、現在のような情勢では、日本がちようど韓国や国民政府のごとき傀儡政府に帰するおそれがあると思つて私どもは心配をしておるのであるが、総理に断じてさような状態に日本を持つ
