この経審が出した日本の自立経済五箇年計画の中には、MSAによる影響は全然織り込まれていないということが第一点。第二点は、この援助はある期間が来たならば、早晩打切られるということ。第三点は、想像するとするならば、域外発注が好ましいということ。こういうことでありますならば、もしアメリカがいくらドルをやろうといつても、MSAにからむアメリカからの発注にこたえるだけの生産設備、機械設備が、計画の中に織り込まれないことには、どんなにアメリカからMSAの注文が来ても、これをつくる能力がないということになる。現に公聴会において原安三郎氏は、現下MSAを早くやらなかつたから、手遅れになつて、MSAを受ける設備はほとんどないという話でございましたが、
