私は、総理に伺いたいのは、しきりと国連中心主義、国連中心主義と言われておりますけれども、国連中心主義を片方で唱え、片方で日米安保体制が、軍事条項も含めてだんだん強化されていくということは、これは国連の基本的な方針に沿うものではないと思います。理想的に言えば、国連の集団安全保障が一番いいでしょう。けれども、今外務大臣が言うように、そういう集団安全保障についてのネックがあるとすれば、だんだん日米両国の軍事同盟の色彩を薄めて、そうしてこれを将来国連の集団安全保障に持ち込むような体制にいくことが、日本の国連中心主義というものの具体的な姿ではないか。そのためには中国の大国である中共が国連に入っておらぬというようなことでは、現実の世界平和の上に
