それは前とうしろの話がとても食い違って、世人は、なぜ一体そんなに急いでおった戦闘機を、急にまたこんなにゆるめたのであろうかということについて、大へんな疑惑を持っております。廣岡事務局長にちょっとついでに聞いておきたいのですが、昨年の十二月二十四日、ノース・アメリカン八十機が防衛庁案として国防会議にかけられておりますか、どうですか。
それは前とうしろの話がとても食い違って、世人は、なぜ一体そんなに急いでおった戦闘機を、急にまたこんなにゆるめたのであろうかということについて、大へんな疑惑を持っております。廣岡事務局長にちょっとついでに聞いておきたいのですが、昨年の十二月二十四日、ノース・アメリカン八十機が防衛庁案として国防会議にかけられておりますか、どうですか。
これは別段あなたはそう神経過敏になることはないので、ノース・アメリカン八十機が防衛庁案として国防会議にかけられ、そうしてこれは廃案になったということになっているのです。それがやはり岸総理やあるいはその他の政界有力者の押しがあって、通産省としてはこのノース・アメリカンで日本の航空機工業の間をつなごうというので出た。防衛庁の中には反対が多かったけれども、一応これは出たことは出たんでしょう。うそを言わぬで、ほんとうの話をしてもらわなくちゃ……。
いつ出ましたか。
廣岡さんに聞きますが、そういうことなら、私はごく紳士的にやろうと思ったのですけれども、某週刊誌が本日発売して、堂々とその中にメモを載せてあるが、八月の十九日、大乃という料理屋で三菱電機の副社長小野寛、同営業部長大久保謙、同伊東課長、あなたの方は廣岡、吉村、天川三人で会食したように出ておりますが、あなたはそういうことはありますか。
いや、別段今度の航空機で私があれこれ疑っているわけではないが、少くともこれだけあわててきめておったものが急に延びたことには大きな疑惑があるということ、それからもう一つは、国防会議の事務局長ともあろう者が三菱電機の関係者と会談をし、そうして吉村氏や天川氏などと会談をしておるということについては不謹慎のそしりは免れぬと思うんですよ。私は、この天川という人が国防会議のいろいろなところで研修会をしたり、講演をしたりして謝礼金を得ておるというような話だが、この飛行機の問題には、急にこんなに態度の変った背後に児玉誉士夫という、まるきり政府の皆さんとは関係のない存在と天川というこれまたなぞの存在があるということは、もう国民周知の事実なのです。私は
この山村と池田正之輔の両氏は、あなたのところで会ったあと、九月九日の朝、児玉誉士夫氏のところに朝飯会に行っておるのですよ。これは私の類推ですが、思うらくは、総理の御意向を受けて児玉さんのところの朝飯会に行かれたか、それはわからぬにしても、一応児玉さんのところに行っていろいろの話がされておる。そのときに岸総理がいろいろ言われた話については、きょうは予算委員会ですからここでは別段申しませんが、そのあとで、九月八日の午後五時ごろ、田中決算委員長が山村氏や池田正之輔の出たあとで、あなたのところに会談に行っておられます。これは当然党の決算委員長だから、この飛行機の問題については話し合いがあったでしょう。
決算委員会は九日の午後一時から行われ、証人を喚問してやることになっておる。そこで九日早朝、南平台の岸邸において、決算委員会の対策を協議しておられます。この出席者は総理大臣と赤城さんと川島幹事長に、村上さんほか国会対策の方が出て協議をしておられます。そこで決算委員会に対しては、総理がまつ先に出て、そして事態の模様を明らかにする。さすればあとの川島、河野などの証人は、一つ呼ばないで運営していこうというような対策を立てられております。たが実際には決算委員会の運営はその通りにはいかなかった。そういう自民党の国会対策で立てられた通りの運営に決算委員会がいかなかったということは、やはり自民党内においても、一つの問題をかもすと思うのですが、田中決
そこで官房長官に伺いますが、あなたは児玉さんにお会いになっておられますが、いろいろ飛行機以外のこと、その他のことでも話し合いがあったわけですか。
官房長官は児玉さんに会って飛行機の資料を見ておられる、川島幹事長は政府の方じゃないからここにお見えになりませんが、川島幹事長も児玉さんに会って、そうしてグラマンは一億円高い、これをもっと引き下げる必要があるというような話があって検討を約したと伝えられております。ある代議士は児玉さんの邸宅に夜の十二時過ぎまで立ち番をして、児玉さんの怒りを静めるために努力をいたしております。私は戦闘機の決定をするのに、どうして一体そんな一介の児玉誉士夫なる人物に、官房長官も会い、川島幹事長も会い――何が原因でそんなに会われるのですか、官房長官にその点について伺いたい。
児玉誉士夫氏がいろいろテープを持っておるとか、やれ何だとかいって、いろいろなかけ合いをしておられるそうですが、私はこの飛行機事件に国民が非常に疑惑を持つのは当然だと思うのです。 総理に伺いますが、九日午後の決算委員会において山本猛夫委員は岸総理に対しこう言っている。「グラマン内定までに相当多額な運動費がばらまかれている事案がございます。これはいつでも証拠をあげて御説明ができるのでありますが、」「このたびのグラマン購入に当って国際的汚職のにおいの強い疑惑を持っておりますものに対しまして、ただいま議長のお答えというものはまことにそれを裏切るたくさんの事態があるのであります。私は先ほどお目にかけましたこういう文書、その他の書類による証
あなたは党の総裁であり、党の責任者です。そういうことがあなたの党内で言われて、それに対してあなたはただ――これは外国人のブラウンとは違うんですよ。これはあなたの党員ですから、それで同じように、私の言うことを信用して下さいだけでは通らぬでしょう。あなたは一体どうするのですか、党内の規律については。
それは総理、党内というけれども、あなたは総理大臣だから、総理大臣に対してこういうことが言われて、それに対してあなたが何らの措置もとり得ないということになれば、世間があなたを疑うということは私は当然だと思いますね。 それからもう一つは週刊誌、これは週刊朝日もサンデー毎日もあれば、多くの週刊誌に、このグラマン問題が取り上げられて、国民の前にどんどん提供されておる。その中のある週刊誌は岸首相へと題していろいろ並べて、真相の究明をお願いしますと書いて出ているものもある。私がここに持っている資料によるといろいろなことが書いてある。これは大へんなことだと思うが、あなたはそういう覚えがないとかなんとか言うなら、この事件を取り扱ったこういったも
私はとにかく日本の政界の裏面にあるもの、それから今日の保守政党の、特に資金的な裏面にあるものの間隙をついて、民間の一高利貸しが何かしらあるたびにこのメモというものを出す。一週間ばかり前に河野総務会長が、天川なる人物についていろいろと調査をされておる。柏村警察庁長官にも連絡をとっておられるのは、私はおそらくこのメモが一週間ばかり前に河野さんの目に映ったからだろうと思うのです。そして週刊誌にも堂々と出て、日本の政界の信用を落すことこの上もないと思うのです。私は国会議員の一人として非常に悲しむのであります。私は日本の検察当局というものが、こういうふうな一介の総会屋上りの高利貸しの情報で動くなんということは、不見識もはなはだしいと思う。その
この際内閣がおそれておるのは、このグラマン事件の追及が進めば千葉銀事件とかそれらのものに問題の進展がいくことをおそれておるものであると私は類推をいたします。なぜかならば、かつて解散前に行われた千葉銀事件の大蔵委員会の森脇証言の前日に、森脇氏の事務所で某代議士は打ち合せをして、いろいろと詳細検討しておるのです。だから森脇の証言は国会を利用しただけで、国民には何ら真相がわからないまま終っている。私は阿寒鉱業に関する千葉銀の貸し出しについても、あるいは岸さんの再建同盟のころからの関係についても、きょうは申し上げませんが、おそらくはいろいろと問題があるに違いない。そういった問題も喧伝せられておる、メモも出る、しかも決算委員会に呼んで聞くと、
私の時間が参りましたから、他の委員会でいろいろ質問をすることにして、これで終ります。(拍手)
私は今度の総理の施政演説を見て、アメリカとの折衝で一番大事な防衛の問題、それからお隣の国の軸国との美術品の返還等を含んだいろいろの重大な問題がありますが、これが今度の施政演説の中には全然聞くことができなかった。そこで私はこの防衛の問題と日韓問題について、総理に一つお尋ねしたいと思っておるのであります。 日韓会談は四つの委員会が設けられて、文化財百六点を引き渡しただけで、何らその後の進展が見られておりません。私は日韓会談の従来の経緯にかんがみて、いろいろと追及しなければならぬ点があったのを、今日まで持ち越したのでありますが、まず私は総理から、この日韓会談のこれまでの経過、並びに近く本会談に入って折衝が始まるわけですが、その見通し等
日韓会談を成功させ、善隣友好の関係に日本と韓国が立つということには、われわれももろ手をあげて賛成であります。だが、ただ単に頭を下げておるだけ、あるいは向うの要望を聞いておるだけでは、この問題はなかなかわれわれは片づかないと思うのであります。 そこで外務大臣にお伺いしたいのは、四つの委員会ができたが、その中で日本側が希望しております漁業関係の委員会は、今日まで全然活動しておらない、聞かれておらない。韓国の財産請求権の委員会や、在日韓国人に関する委員会だけが動いておるということは、今日までの経過では、向うの一方的な要求に屈服したとしか思われない節が多々あります。私はこの基本的な委員会を含めて四つの委員会は、今一体どういうふうな状態に
私はこの委員会の四つ並んだ名称を見るに、まず第一番に請求権の委員会ですが、この委員会の名称が韓国請求権委員会、こういうことになっておる。これは日本側からも韓国に対するいろいろな問題もあり、韓国が日本に要求するいろいろな問題もある。アメリカの正式な見解も講和条約第四条に関して出されておる。私はこの際、どうして韓国請求権委員会というふうに韓国という名前をこの委員会につけなければならぬのか、疑問でならない。ただ単なる請求委員会なら、韓国の要求するいろいろの問題については日本は正当な立場を打ち出せるが、韓国請求権委員会では一方的な韓国の要求だけがこの委員会で取り上げられる、こういう印象を与えられておるのですが、実際に韓国の要求だけをこの委員
一九五七年十二月三十一日の予備会談で約束した協約に関して、金裕沢大使は韓国の記者団と談話をいたしておる。これは四月三日ソウル放送韓国公報室の発表であります。スクリップ・ハワード新聞同盟の特派員キム・ルーカス氏の質問に答えて李承晩大統領は、十二月三十一日予備会談の際に密約を行なった、それは米国国務省の講和条約第四条解説覚書を本会談までは発表しないということになっておるのに、日本は発表したと言っておるのですが、この密約は一体あったのかどうか。もう一つは、日韓本会談で韓国の日本に対する財産請求権を討議することを約束した協約を作っておる。こういう二つが四月三日のソウル放送韓国公報室の発表で出ておる。私が言いたいことは、日韓会談に関する限りは
私が聞いておるのは、十二月三十一日の予備会談の際、日本政府は米国務省の講和条約第四条解説覚書は本会談までは発表しないということの密約と、もう一つは、日韓本会談を開いたならば、韓国の日本に対する財産請求権についてはこれを討議するということの約束、この二つの約束を日本国はしたかどうかということを聞いておるのですよ。