使用済み燃料輸送用のキャスクにつきましては、原子力委員会に専門委員会を設けまして、数次にわたりまして国際原子力機関の基準等も参考にいたしまして、基準化がされておるわけでございます。ただ、その現在の基準の中では、主として陸上輸送を考えた国際基準でございますために、港湾等における事故で十五メーターぐらい沈むという想定の評価をするような基準になっておるわけでございますが、日本の事情といたしましては、海上輸送も当然考えられるわけでございます。したがいまして、海上輸送でそのキャスクが深い海の底に沈んだ場合の安全性についても、いろいろ実験等を重ねてその安全性を確認しておるところでございます。
